お払い箱って賽銭箱なの?元々の意味は解雇ではなかった!

   

お払い箱の意味は?

お払い箱というと不要なものという意味で使われていますよね。

今まで長い期間一緒にあったものをあっさりと捨ててしまうことや、会社をクビになったりした時に使われてたりしますが、そもそもお払い箱ってどんな箱なのでしょうか。

賽銭箱のようなものなのでしょうか。そんな疑問を解決していきましょう。




お払い箱の元々の意味は?

お払い箱は元々「お祓い箱」と書いたそうで、これは伊勢神宮がお札を配るときに入れていたお祓い箱が由来となっているというのが一番有力な説であると言われています。

このお祓い箱の中の札は毎年新しい札に取り替えられ、お札を焚き上げをします。前年に買った守り札は新しい年は別のものを用意しますからね。

 

毎年新しい札に取り替えられるので、「お祓い」と「お払い」をもじって不要なものを捨てることを言うようになりました。

そこから「お払い箱」という言葉が生まれ、文字の意味から解雇などの意味を含むようになっていったそうですよ。

 

簡単に言えば、過去の不要なものを捨てて、新しいものを用意するというポジティブなニュアンスがあったということです。

けれども、時代が変わるにつれて本来の意味が失われていったということですね。

 

お祓い箱ということは江戸時代の頃に生まれたそうなのですが、江戸時代に生きていた人がタイムスリップして現代にやってきたら言葉の違いに驚くでしょうね。

 

それ以前にビルや車を観たら気絶してしまうくらい驚きそうですね。笑

 

ちなみに、他の由来としてはサンスクリット語の「波羅夷(はらい)」が転じて生まれたという説もあるそうです。

「波羅夷」とは仏教の戒律の中で最も重い刑罰のことで、仏の世界から追放することを意味したそうですよ。

 

こういった言葉があったこともお払い箱が解雇という現代の意味に繋がったのかもしれませんね。




お払い箱を英語で言うと?

お払い箱は解雇という意味で使われていますが、英語では「be fired」と言います。
これは私も高校の授業かなにかで学んだ記憶がありますね。

 

ところで、なぜクビのことを「fire」というのでしょうか。
「fire」というと「火」を連想するので、なんとなくイメージができますが。

 

実はこのイメージというのが英語ではすごく大事なのだそうです。

 

日本語とは違い、英語の名詞というのはすごく曖昧で抽象的な言葉なのだそうで、その名詞に冠詞などの意味を制限することで具体的な意味が生まれて来るのだそう。

ですから、「fire」も「火」というよりは「火となるもの」というのが本来の意味なので、抽象的でいろんな意味を含んでいます。

火事も爆発も発射もみんなイメージは「fire」ということなのですね。

 

「be fired」もイメージ的には発射されるという感じで会社のボス(社長)が社員を発射するということで解雇するという意味になっているということですね。

 

言語のつくりが違うので、完璧な日本語に訳すことは不可能に近いですから、英語は適当になんとなく訳せるようになれば苦手意識がなくなるみたいですよ。

 

こういうことは子供の頃に知っておきたかったものです。

まとめ

お払い箱はもともと「お祓い箱」から来ており、もともとは解雇するという意味ではなかったとされています。
決して賽銭箱ではなかったのですね。

日本語が英語のように抽象的であれば由来にこだわることもないのかなと思いましたが、具体的だからこそ細かな意味まで伝えられる日本語の良さが生まれるのかもしれませんね。

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