日本が左側通行の理由は江戸幕府に対抗するため?

   

どうして日本は左側通行なの?

日本は左側通行が当たり前になっていますが、アメリカやフランスなど世界には右側通行の国もあります。

ではなぜ日本は左側通行となっているのでしょうか。
実はこの理由を紐解いていくと歴史的背景が関係していることがわかるのですよ。




日本が左側通行になった理由

もともと日本には江戸時代まで、右か左かどちらかを通行すると言う決まりはありませんでした。
ですが、明治時代になって馬車を使うようになってから、交通事故などを防ぐために交通ルールが必要になっていきその時に左側通行を採用されたと言われています。

 

ちなみに、日本の左側通行が正式に決められたのは明治14年(1881年)だとされていますが、それは、世界の産業を牽引していたイギリス式の左側通行を採用したからとされています。

当時、イギリスとフランスが世界に2大大国と言われていたのですが、イギリスは左側通行でフランスは右側通行を採用していました。

そのどちらの国の文化をならうかによって、道路の交通ルールも左側通行か右側通行かに別れていったとされますので、左側通行の国もあれば右側通行の国もあるということですね。

明治政府の頃の日本はイギリス文化を多く取りいれていたので左側通行になっているのですよ。

 

ところで、なぜ当時の日本はフランスではなくイギリスの文化にならったのかというと、そこには歴史的な背景があると言われています。




日本がイギリスにならった理由は江戸幕府に対抗するため?

当時の日本がイギリスからならった理由は江戸幕府に対抗するためだと言われています。

どういうことかというと、江戸幕府はフランスと友好条約を結ぶほど関係がよく、フランスの様式を多く取り入れていました。

 

しかし、時代が大きく変わり、新しく明治政府が生まれると江戸幕府に対抗するために、もう一つの大国であるイギリスの文化を多く取り入れるようになったのです。

江戸時代から明治時代にかけて、文明開化と呼ばれるような大きな変化が訪れました。
洋服など生活に根付いたものが根本から変わっていきましたが、その一つに交通ルールというものも含まれていたのですね。

 

100年以上も前に決めたルールが今でも採用されているところをみるとインフラに目をつけた明治政府はすごいなって思いますね。

 

もちろん、これはいろんな説のうちの一つとされていますので、他の理由も存在しています。
けれども、こんな説もあるんだということは知っていて損はないのかなと思いますよ。

左側通行と右側通行|多いのはどっち?

最後に補足として紹介しておきますが、世界では左側通行と右側通行の国、どちらが多いのか知っていますか?

 

世界には200を超える国と地域がありますが、左側通行を採用している国は約60ヶ国、一方の右側通行を採用している国は約150ヶ国と言われています。

実は左側通行というのは少ないのですね。

 

左側通行を採用している国は日本やイギリス、オーストラリアにニュージーランドなどイギリス領だった国や島国ということが多いです。

イギリスが島国だから島国はイギリス式を採用したという話もありますし、イギリスの剣士が左側に剣を指していたから左側からの襲撃を防ぐためなど、本当にいろんな説が飛び交っています。

 

どれも確証はないので、明確にこれが理由というものはないのですが、なぜ日本は左側通行になったのかという疑問から世界を巻き込んだ壮大な話になるということの面白さなんかを伝えられたら書いてよかったなと思いますね。

まとめ

日本が左側通行になった理由は大国イギリスの文化を多く取り入れていたためだとされています。

これは江戸幕府がもう一つの大国フランスと友好関係にあったものを明治政府が対抗するためだとも言われているのですよ。

ただし、なぜ日本は左側通行になったのかには諸説ありますので、今回紹介したものもその中の一つとして認識していただければと思います。

 

あまり知らない交通ルール

交通ルールは生まれた時から定められているので、そういったものにあまり疑問を抱かないですよね。
そのようなあまり疑問を持たないで当たり前のように思っているものに、車の制限速度があります。

高速道路の制限速度は100キロだとされていますが、車のメーターは180キロまで表示されていたりします。
ということは180キロのスピードを出すことも可能なわけですが、なぜ大幅に制限速度よりもスピードが出るようになっているのでしょうか。

その疑問について別の記事でかいてありますので、ご覧になってくださいね。
車が100キロ以上のスピードを出せる理由はなぜ?

 

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