ピサの斜塔は最初から斜めで設計されてたの?

   

ピサの斜塔は最初から傾いていたの?

イタリアにある世界遺産「ピサのドゥオモ広場」にあるピサ大聖堂の鐘楼はピサの斜塔として知られている観光スポットです。

このピサの斜塔が有名な理由はやはり斜めに傾いていることが理由だと思いますが、あの傾きは最初から斜めで設計されたものなのでしょうか。

それとも、途中で傾いたものなのでしょうか。



ピサの斜塔は最初から斜めで設計されたのか?

ピサの斜塔は最初はまっすぐ建てる設計でした。
しかし、地盤の土質が不均質だったために年月が経つうちに傾きはじめてしまったそうですよ。

 

ちなみに、南側の土質が相対的に柔らかかったらしく、塔は南側に沈下しているそうです。

一時は傾斜が増大しすぎてしまい、倒壊の危惧があったために何度も工事が行われたそうですよ。
ですが、この傾きがあったからこそ、世界でもっとも有名な不等沈下の事例として現在でも残され世界遺産という形で観光スポットとなっているのです。

世界遺産というと良いものが残されているイメージがありますが、こういったマイナスのものも歴史を伝えるという面では必要なものかもしれませんね。

 

補足になりますが、現在ピサの斜塔に倒壊の危惧はされていないとされています。
一時期は5.5度程度傾いているとされていましたが、1990年~2001年に行われた工事によって、4度程度に是正されているようです。

地盤が4度も傾くと建物もあんなに傾くのですね。

 

安全上に問題はないとされているので、現在は有料ですが最上階まで階段でのぼることができるようになっています。

ただし、人気の観光スポットですので、混雑時は人数制限が去れており、通路も狭いために大きな荷物を持ち込めないなどの制限がありますので、見学に行かれる際は事前によく確認しておきましょうね。



ピサの斜塔はギネス認定されていない?

ピサの斜塔は長らく世界でもっとも傾斜している建物として認識され、ギネスブックに掲載されていたののですが、現在は掲載されていないそうです。

ギネスブックに認定されている世界でもっとも傾斜している建物は15世紀に建てられたドイツの教会のズールフーゼンの斜塔の方が傾いていると判定され、2009年のギネスブックからはこちらが掲載されていることとされました。

 

ちなみに、2010年にアラブ首長国連邦のキャピタルゲートビルが傾斜角約18度としてギネスブックに認定されているようです。

ただし、このキャピタルゲートビルはピサの斜塔とは違い意図的に傾けられいるので、天然の傾斜とは違いますよ。

 

ギネス記録は毎年変わっていきますから、今後変わることがあるかもしれませんね。
>>ギネス世界記録2016の詳細はコチラ

まとめ

ピサの斜塔は最初から斜めに設計された訳ではなく、不等沈下のために建物が傾いてしまったとされています。

ピサの斜塔は世界遺産として登録されていますし、現在は安定しているとされていますので、観光に行かれた際は建物を昇ってみてはいかがでしょうか。

 - 雑学・ネタ , ,