津島ノ宮駅は1年に2日しか営業しない幻の駅
津島ノ宮駅は香川県三豊市三野町大見にあるJR四国予讃線の駅です。
この駅は長期休止中の駅を除くと日本一営業日数の少ない駅となっているのですが、その営業日数は1年に2日となっているのですよ。
なぜ津島ノ宮駅は1年に2日しか営業しないのでしょうか。
その理由を知ってみましょう。
津島ノ宮駅が1年に2日しか営業しない理由
津島ノ宮駅が1年に2日しか営業しない理由は津島ノ宮(津島神社)の夏季大催開催日のみ営業するからです。
このお祭りは毎年8月4日・5日に行われるので、この2日間だけ営業することになっているのですよ。いわゆる臨時駅ですね。
臨時駅となっているので、大型の時刻表に出るのは夏の臨時列車が掲載される6-8月号のみでしか時刻表を確認することができません。
まさに幻の駅ですね。
津島ノ宮駅が開業したのは1915年(大正4年)5月7日となっており、開業100周年を記念したイベントでは「日本一営業日が短い駅」という駅名標が新調されたそうです。
2015年に開業100周年となったわけですが、この年は5月10日に臨時営業を行い、年に3回営業となったそうですね。
ちなみに、津島ノ宮駅が営業する2日間の利用者数は1500~2000人となっており、この2日間の営業での乗車は1日平均800~1000人となっていますよ。
立地が立地だけに意外と多いですよね。この2日間の営業に向けて乗車する鉄道マニアの方もいるのでしょうね。
ただ、この2日間の営業しかないので、1年単位でみる1日の平均利用人数は5~9人くらいとなるそうです。
日本には面白い駅があるのですね。
まとめ
津島ノ宮駅は1年に2日しか営業をしない日本一営業日数が少ない駅となっています。
年に2回、8月4日・5日のお祭りの時にだけ利用することができることになっていますよ。
駅自体は木造平屋建ての駅舎でとても簡素ですが、駅員さんは親切ですので、安心して利用することができます。
年に2回の貴重な営業日に遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。