内蔵の食べられる魚と食べない魚の違いって何?

   

内蔵の食べられる魚と食べない魚の違い

日本人の食事が和食から洋食に変化していき、魚よりも肉を食べる人が多くなっています。
その原因の一つに魚をさばくのが面倒であるという一面があるかもしれません。

特に面倒なのは魚の内蔵で、取り方や処理の仕方がわからないということが言われたりしますが、魚の内蔵は食べない方がいいのでしょうか。

基本的には苦くて食べられませんが、種類によっては食べられる魚もいるのでしょうか。

内蔵まで食べられる魚とそうでない魚の違いはなぜなのか、その点について知ってみましょう。




内蔵は食べられる魚と食べられない魚の違い

魚の内蔵は苦味があるので、基本的には食べないで処理する必要がありますよね。
けれども、サンマのように内蔵も美味しく食べられる魚もいます。

なぜこのような違いが生まれるのかというと、実は食べた食べ物を消化する時間が関係していると言われているのですよ。

 

内蔵を食べない魚、例えばタイのエサはエビやカニ、自分よりも小さい小魚となっていて、消化する時間はおよそ10時間と時間をかけて消化するのですね。

タイの内蔵には胃があり、食べたエサを胃で消化するのですが、漁で水揚げされたタイの胃の中には食べたエサが残っていて、これが苦味の原因となるので、人は内蔵を食べない、もしくは食べられないということになります。

一方、サンマのエサとなるのは小さな動物性プランクトンとなっています。
エサを食べてから消化するまでの時間はおよそ30分と短いのですね。

なぜサンマの消化がこれほど早いのかというと、食べているエサがプランクトンであることもあるのですが、サンマは無胃魚という胃のない魚だからなのですよ。

 

プランクトンをエサにしているので胃で消化する必要がなく、胃が存在しないということですね。
食べたものは30分程度で排出されるので内蔵にエサが残っていることがなく内蔵も食べることができるのです。

サンマの内蔵は身と一緒に食べることができますが、身と比べるとほろ苦さがあるので、お子さんや苦いものが苦手な人は食べない方がいいかもしれませんね。

 

ちなみに、サンマの他にトビウオも無胃魚と言われています。
トビウオは外敵から身を守るために海の上を飛んで逃げることがありますが、体を軽くして飛ぶために胃袋がないとされているのですよ。

人間の体はよくできていると言われたりしますが、魚の体もよくできているのですね。

 

魚をさばくときに内蔵の処理が面倒だなと思ったら、一度その魚の食べ物の消化時間を調べてみるといいかもしれませんね。

もし消化時間が短かったら無胃魚の可能性もありますので、内蔵ごと食べられる魚かもしれません。

ですが、どんな魚であっても多少の苦味はありますのでご注意を。

 

余談ですが、魚の缶詰ってありますよね。
実はあの缶詰には種類によって食べごろがあるということは知っていましたか。

購入してからすぐに食べたほうがいいもの、半年くらい寝かせたほうが食べごろになるものなど実は缶詰には旬が存在しているのですよ。
もし、美味しい缶詰を食べたいのなら缶詰の旬を知っておくといいですね。

⇒缶詰に旬の食べごろがあるらしい!

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