切っても涙が出ない玉ねぎがある?

   

切っても涙が出ない玉ねぎがある?

玉ねぎはカレーやシチュー、バーベキューなどでも活躍してくれる万能な野菜ですよね。

ただ一つ問題があるとするのなら、料理をするときに包丁で切ると涙が出てきてしまうということではないでしょか。優れている食べ物でも手間がかかってしまったりすると使いたくないところがありますからね。

しかし、いま「切っても涙が出ない玉ねぎ」というのが生み出されたと話題になっているのですよ。

そんな玉ねぎの常識を変えた玉ねぎは一体どんなものなのでしょうか。



切っても涙が出ない玉ねぎ

玉ねぎはそのままの状態では涙はでないのですが、包丁で切ると目が痛くなる成分、いわゆる催涙成分が出てきて、涙がでてきてしまうのですね。

同様に、生の玉ねぎを丸かじりすると歯が包丁と同じ役目を果たすことになるので、涙が出てきたり、口の中でヒリヒリとした辛味を感じることがあります。

 

そんな玉ねぎ特有の催涙性の仕組みを研究し、その仕組みを抑えることで涙の出ない玉ねぎというのが開発されたのですよ。

その玉ねぎは「スマイルボール」という玉ねぎです。
>>スマイルボールについて:ハウス食品
 

味や栄養素は普通の玉ねぎとほとんど変わらないのですが、催涙成分の生成を根本的に抑えた玉ねぎとなっているのですね。

催涙成分がほとんどできないスマイルボールは生で食べたときに玉ねぎ本来の甘さを感じることができるので、非常に食べやすく、玉ねぎが嫌いなお子さんでも生でおいしく食べられると言われているのですよ。

 

ちなみに、スマイルボールの名前の由来は涙を流さなくなることで食べてくれる人を笑顔(スマイル)にしたいということと、既存の玉ねぎにとらわれずに新しい食べ方を消費者とキャッチボールしながら創造していきたいというのを組み合わせてスマイルボールと名付けられたようです。

 

スマイルボールは開発したハウス食品から販売されており、数量限定となっているのでなくなり次第販売終了となっていますので、一般家庭に普及するのはもう少し先のことになりそうですが、いつの日か「昔は玉ねぎを切ると涙が出たんだよね」なんて話をする日もそう遠くないかもしれませんね。

 

玉ねぎを切っても涙が出ない工夫

切っても涙が出ない玉ねぎというのが誕生しましたが、まだまだ一般的には調理する時に涙をこらえながら切らなければならないという現実が残されています。

けれども、玉ねぎを切っても涙が出ないようにする工夫というのはこれまでにいくつか紹介されてきているので、こちらでもいくつか紹介しておきますね。

 

その前に、そもそも玉ねぎで涙がでてしまう理由についてですが、成分の硫化アリルという物質が鼻や目の粘膜を刺激することで神経が涙を流すように信号を送ることが言われています。

自然な体の反応ということなのですね。

 

そんな体の反応を止める方法ですが、よく言われるのは冷やすことが言われています。

玉ねぎを切る1時間前くらいに冷蔵庫で冷やしてから切ることで、揮発性を抑えることができるからだとされています。また、包丁の方を冷やしても同じような効果が得られるようですよ。

 

反対に、電子レンジで温めるのも効果的だとされています。
こちらは温めることで硫化アリルを気化させることで涙を出にくくすると言われていますね。

温める時間は20秒程度でいいそうなので、時間がないときはコチラでもいいかもしれません。

 

また、面白い方法としては鼻にティッシュを詰めるという技もあるようです。
鼻から入ってくる刺激をブロックすることで目に侵入してくる刺激を抑えられるとされていますよ。

 

最近では割り箸を口に挟むという方法もあると言われていますね。

これは割り箸を噛むことで脳が唾液を出すほうに意識がいくので、硫化アリルの刺激が侵入してこないという効果があるのだそう。

 

他にもいくつかあるのですが、簡単にまとめるのなら、硫化アリルの揮発性を抑えるか、侵入を防ぐのかが玉ねぎを切っても涙が出ないポイントだといえるかもしれません。

まとめ

切っても涙がでない玉ねぎ「スマイルボール」というのがいまはあります。まだまだ一般家庭に流通するほどではありませんが、将来的には玉ねぎで涙することもなくなるかもしれません。

玉ねぎを切っても涙がでないような方法はいくつもありますので、スマイルボールに頼らなくても工夫次第で解消できるということではあります。

ただ、何もしなくても涙がでない玉ねぎがあったらそれはありがたいことですね。

 

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