路線バスは遅れると信号を青に操作できるって本当?

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路線バス 信号操作

通勤や通学と言えば電車や自家用車、自転車の方が多いですが、バスを利用されている方もいますよね。

朝の通勤通学の時間帯は車も多いですので、路線バスでの移動は時間が読めないですし、渋滞して遅れてしまうことも考えられます。

ですが、路線バスには遅れると信号の色を青に操作できると言われています。本当なのでしょうか。




路線バスは遅れると信号操作ができる?

路線バスは時間通りに一定のルートを運行するものですが、天候だったり事故だったり、予期せぬトラブルが起きて時間通りに運航できない場合もあります。

大きな被害が出ているときはどうしようもできないことはありますが、多少の遅れであれば路線バスは定刻通りに運航することができるとされているのですね。

 

その理由としては、路線バスは予定している時間から遅れると信号操作をして赤信号から青信号に変えることができるからです。

便利ですよね。

一般車ではこのようなことはできませんが、なぜ路線バスは信号を操作することができるのでしょうか。

それは公共車両優先システム(PTPS; Public Transportation Priority System)というものが導入されているからです。

 

この交通車両優先システムがどのようなものかについてもう少しみていきましょう。




交通優先システムとは?

路線バスと深い関係にある交通車両優先システムですが、これは『大量公共交通機関であるバス等の通行を円滑に行わせ、バス等の定時運行を確保するとともに利用を促進して、道路の利用効率を向上させる施策』のことを指します。

引用元:交通車両優先システム-Wikipedia

 

信号を青に変える方法についてですが、これは運転手がコントロールするのではなく、バスの定時運行の際、渋滞が起きやすい道路を優先的に走行出来るようにバスに設置された車載機からの通信情報を道路に設置したものが受信します。

そして、交通管理センターがその情報を管理し、進行方向にある信号機の青信号の時間を長くしたり、赤信号の時間を短くしたりして、走行環境を整えていくのですね。

 

このシステムはあくまでも交通渋滞が起きていて、定刻通りの運行ができていないときに働くシステムなので、バスに乗ったら必ず青信号で進むというものではありません。

あくまでも定刻通りに運航できていないときのシステムですが、実際に路線バスに乗ってみると赤信号で止まっている時間は短いように感じますよ。

 

路線バスにはこんな工夫も!

路線バスでは公共車両優先システムによって信号を操作するこもできるということがわかりましたが、実は路線バスではこういった通信システムを利用した方法以外でも道路の通行効率を向上させる施策もあるのですよ。

例えば、バス専用レーンがありますがあれも公共車両優先システムの一つと言えます。

 

時間帯によってはバスだけが走ることができたり、優先的に走れたりするようにして渋滞の時でも定刻通りに運行できるように工夫がされています。

他にもバス停のある部分だけ道幅が広がって乗客が乗降できるようなスペースを確保しているところもありますね。

 

道幅が狭いとできませんが、バスに乗り降りするときに後続車が通れなくなるのを避けることで渋滞にならないような工夫をしている路線もあります。

 

渋滞は焦りを生み出して思わぬ事故やトラブルを巻き起こす原因にもなりますが、そうならないようにいろんな工夫がされているのですね。

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