二枚目の意味は?三枚目や四枚目などどこまであるの?

   

二枚目や三枚目の意味とは?

歌舞伎用語に二枚目という言葉があります。

この言葉の意味は知っている方も多いと思いますが、三枚目、四枚目と数が増えると言葉の意味もだんだんとわからなくなってくるのではないでしょうか。

そもそもこの○枚目という言葉はどこまであるのかはご存じですか。
意外と数があるのですよ。



二枚目の意味は?

まずはご存じの方も多いと思いますが、二枚目という言葉の意味を改めて確認しておきましょう。

 

そもそも○枚目というのは歌舞伎の看板に書かれていた順番のことで、二枚目は若くて色男の役者の名前がかかれることになっていました。

 

歌舞伎の世界では美男子はより美しく見せるために化粧で白く塗っていたので、二枚目という言葉は優しい男、「やさ男」の字を当てて美男子の意味を表していました。

今でもカッコいい男の人を「二枚目だね」と言いますし、この意味は広く知られているのではないでしょうか。

 

ちなみに、当たり前すぎて逆に知られていませんが、一枚目という言葉も当然存在しており、一枚目は「書き出し」と言われ、主役の名前が書かれています。

 

意外と知られていないかもしれませんが、考えればなんとなくこんな意味だろうというのはわかりますよね。




三枚目や四枚目などどこまであるの?

さて、ここからが本題となりますが、この○枚目というのはいくつまで存在しているのでしょうか。

 

三枚目までなら聞いたことがあると思いますが、それ以降はどこまであるのか?そもそも四枚目という言葉もあるのかほとんど知られていません。

実はこの○枚目という言葉は8枚目まで存在しているのですよ。

 

そんなにあるのと思いませんでしたか^^

 

歌舞伎の看板は通常8枚からなっており、その順番で役どころを表していました。

ひとつずつ見ていきましょうか。

 

三枚目は道化と呼ばれるお笑い担当の人を言います。
コメディ要素のある役者さんはドラマや映画でもいますから、割となじみのある言葉ですよね。

 

四枚目は中軸と呼ばれる中堅役者の人を言います。
中堅役者というとあまりパッとしないイメージがありますが、まとめ役として存在しているのですよ。

 

五枚目は敵役と呼ばれる一般的な敵役の人を言います。
物語の最初で主人公と相対する人物の人ですね。

 

六枚目は実敵と呼ばれる善要素のある敵役の人を言います。
物語に出てくる憎めない敵っていますよね。本当はこんなことをしたくないみたいな。そういった役割を果たしています。

 

七枚目は実悪と呼ばれるすべての悪事の黒幕の人を言います。

物語によくありますよね、「本当の敵は○○(五枚目)じゃなくてあいつ(七枚目)だったんだ!」みたいなこと。
いわゆるラスボスです。小林幸子ですね。

 

八枚目は座長と呼ばれる元締めの人を言います。演技指導や物語を引っ張っていく存在となります。

 

物語の土台となるような役割は八枚目まであるのですね。

こういったことを知っておくと歌舞伎を観に行ったり、あるいは舞台やテレビドラマのキャストの並び順を観たりするのが楽しくなったりしますよ。

まとめ

二枚目という言葉が有名ですが、実は一枚目から八枚目まで歌舞伎用語はあります。

いい意味や悪い意味、ほめているのかバカにしているのかというのは関係なく、その人の役割を表しているということは知っておきましょうね。

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