闘牛が赤い布に反応するのはなぜ?青くしても突進してくるの?

      2016/10/12

闘牛の赤い布を青くしたら?

日本でも沖縄や各地で闘牛が行われていましたが、日本だけでなく闘牛は世界中で行われていますよね。
特にスペインのマタドールと呼ばれる闘牛士の勇敢な姿は観客をわかせてくれるショーとなっていて人気です。

ところで、マタドールが持っている赤い布に闘牛が反応するのはなぜなのでしょうか。
例えばあの布を青くしたら闘牛ショーは成り立たないのでしょうか。そんな疑問を解決していきたいと思いますね。



闘牛の布はなぜ赤いの?

なぜ闘牛士が手にしている布は赤いのかというと、これは観客を興奮させるためという説があります。

 

マタドールが持っているあの布はムレータと呼ばれているのですが、闘牛ショーを観ている観客の興奮を煽るためであり、また、闘牛士が剣で牛を指した時の血痕を見えにくくさせるためだとされています。

 

というのも、一流のマタドールほど牛に血を出させずにショーを終わらせるとされ、マタドールの力量が試されているのだそうですよ。
確かに、血がダラダラしているのに闘う姿はあまり観たくないかもしれませんね。

 

ムレータが赤いのは一般的には赤色を見せて牛を興奮させるためだと信じられていますがじつは違ったのですよ。

 

牛の目には色を識別する能力がほとんどなく、牛には世界が白黒映画のように見えているとされています。
ですから、赤色を見ることで牛は興奮したりはしません。

 

赤を観て興奮するのは牛ではなく人間だったということですね。



闘牛の布を青くしても牛は突進するの?

闘牛のムレータ(布)は赤のイメージが強いですが、あのムレータの色を例えば青く変えたとしても牛にとっては同じことであり、青い布であっても赤い布を見た時とおなじように闘牛士に向かって突進してくるのです。

 

そのため、最上位の闘牛士にあたるマタドールの下の位であるバンデリジェーロと呼ばれる闘牛士たちは、カポーテと呼ばれる闘牛士が入場の際に着用しているピンク色で裏地が黄色のケープを手にして、ムレータの代わりに使います。

 

それでも牛の目には違いがないため、ムレータと同じように翻弄されて突進を繰り返すのですよ。

 

闘牛がムレータやカポーテといった闘牛士が手にする布を目掛けて突進してくる理由には、そもそも牛には動くものに危険を感じて過敏に反応して、突進する習性があるからなのです。

したがって、闘牛士が牛を挑発するうえで大切なのは、手にした布を生き物のように怪しく動かすことであり、布の色ではなかったのですね。

 

これを知っておけば、もし道路を歩いている時に闘牛と出くわしたとしても無闇に逃げたりせず、じっと動かないでいる方が助かる確率が高くなるということです。勉強になりましたね^^

なぜ闘牛と言えばスペインなの?

闘牛は世界中あらゆる地域で行われており、かつては日本でも牛同士を戦わせる行事がありましたし、いまでも牛と闘牛士が戦う競技がヨーロッパやラテンアメリカなどで広く親しまれています。

 

特にスペインでは人気が高いですが、実はスペインでは闘牛が国技とされているのです。
だから盛んに行われてきて、闘牛=スペインというイメージがあるのですね。

 

無敵艦隊と呼ばれるサッカースペイン代表の選手たちのユニホームは赤いですし、情熱の国とも呼ばれていますよね。
赤い色はスペイン人にとっては国民色なのかもしれません。

 

国民色という言葉があるのか知りませんが。笑

闘牛はスペイン人にとっては象徴なのかもしれませんね。

まとめ

闘牛がムレータに突っ込んでくるのは布が赤いからではなく、動くものに反応しているからです。

ですので、あの布は青でも突っ込んできますし、マタドールよりも位が低い闘牛士は赤以外の色を使用しているのです。
スペインに旅行した際は実際に観てみるのもいいかもしれませんね。
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