
一度にたくさん作ることができるのであまりがちになるカレーは一日置くと旨みやコクが増して美味しくなると言われていますよね。
その点に異論はないのですが、そのカレーどのように保存していますか。
そのままカレーを作った鍋に入れて保存するのは良くないことなのですよ。
余ったカレーは鍋のまま保存してはいけない
余ったカレーを保存するときは、カレーを作った鍋でそのまま保存される方もいると思いますが、その保存方法はよくありません。
というのもカレーのような酸性成分が多いものを鍋に長時間いれておくと、金属が参加してしまい、鍋がサビついてしまうのですよ。
鍋のほとんどにサビを防ぐフッ素樹脂加工がされているのですが、拡大してみるとその表面には無数の小さな穴がたくさん空いているので、長時間カレーを鍋で保存していると穴の中にカレーの酸性成分が流れ込んでしまうのです。
そうすると、その穴からカレーが流れ込み金属をサビつかせてしまい、フッ素樹脂加工を浮かせて、最終的にはがしてしまうのですね。
ですので、長時間カレーを保存する場合は鍋から取り出し、タッパーなど他の容器に移すようにしましょう。
鍋が入るほど大きな冷蔵庫であってもカレーは別の容器に移した方が賢明です。
余ったカレーの正しい保存方法
もしカレーが余ってしまった場合は、冷凍保存するようにしましょう。
夜にカレーを作って翌朝の朝食として食べる場合は冷蔵庫での保存でも構いませんが、なるべくなら冷凍庫で保存することがおすすめです。
食べ物ですので時間が経てば少しずつ腐敗が進んでいきますし、冷蔵庫よりも冷凍庫の方が腐敗速度が遅いので、冷凍庫に入れるのがベストですね。
基本的には冷凍しておけば1~2週間くらいは食べても平気だとは思いますが、衛生面のことを考えると3日以内には食べきったほうがいいでしょう。
梅雨~夏の時期にかけては常温でそのまま放置していると食中毒の原因になりますし、注意が必要です。
カレーは簡単に作れますし、余ったらカレーのアレンジ料理などはクックパッドなどで紹介されているので、ついつい作りすぎてしまいますが、自分や家族が食べられる量を作るように心がけるといいですね。
まとめ
余ったカレーを鍋に入れたまま保存してしまうと鍋が劣化してしまうので、鍋ごと冷蔵庫に直接入れないで、タッパーなど別の容器に移し替えてから保存するようにしましょう。
その際には冷蔵庫よりも冷凍庫に入れた方が長持ちしますので、なるべく冷凍庫に入れるようにしましょうね。
ちなみにカレーのシミの落とし方にはコツがあるのですよ。
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