
仕事やバイトなど、ミスしたときに次また失敗することを恐れてしまい、動くことができなくなってしまう心理状態になることがあります。
なぜ失敗を恐れてしまうのか?
どうしたら克服することができるのか?
を解説していきましょう。
失敗が怖い心理はなぜなの?
失敗が怖いのは「失敗したくない!」という気持ちがあるからです。
この気持ちのことを『失敗回避欲求』と言うのですが、この気持ちが強い人ほど失敗を恐れてしまう傾向にあります。
新しいプロジェクトに大抜擢されたときに足を引っ張られてしまうのではないか?とか、重要なポジションを任されたときに期待を裏切ったら周りから冷たい目で見られるとか、失敗回避欲求が強いと失敗した時のことばかりを考えてしまいます。
そうすると、実際に仕事でミスをするようになったり、途中で仕事を投げ出して逃げてしまうということをしたりするのです。
そして、この経験が次の仕事にも影響していき、どんどんとマイナスなことを考えるようになってしまうのです。
失敗を恐れてしまう人は物事を悲観的に考えてしまう傾向にあります。
悲観的というとマイナスなことに感じますが、見方を変えれば、注意深いとも言えます。
もしかしたら発注ミスをしてるかもしれない。。。
取引先に連絡がいってないかもしれない。。。
というように注意深さがあって確認事項を怠らないという面では決して悲観的なことが悪いわけではないのです。
しかし、失敗を怖がっていてそのことを克服したいのならこのままでいては解決できません。
悲観的な人が失敗を恐れなくなるためにはあるモノを身につける必要があります。
それは自信です。
失敗が怖いことを克服する方法
失敗が怖いということを克服するには自信を持つことが必要になります。
失敗に目を向けるのではなく、成功した時の達成感を味わう必要があります。
そのためには小さな成功体験を積み重ねることが重要です。
いきなり大きな仕事に手を出すのではなく、できることや小さな仕事を見つけてコツコツやるのです。
失敗回避欲求が強い人は先程も紹介したように注意深くもあります。
ですので、安全で確実な方法を選ぶので、小さな仕事なら失敗することはありません。
こういった小さくても成功体験を積み重ねていくことで、「自分は仕事ができる」と言う気持ちがだんだんと芽生えてきます。
次第に達成欲求が強くなってくるでしょう。
そういった気持ちになっている頃には悲観的な気持ちもなくなっているはずです。
小さな成功体験を積み重ね、自信をつけることで失敗が怖いという心理は自然と無くなっていくのです。
失敗が怖い段階で、もし大きな仕事を任されたらどうするの?
失敗が怖いことを克服する方法はわかったと思いますが、十分に自信をつけていない状態の時に大きな仕事を任されたらどうするのか?
そんな不安ももしかしたらあるかもしれません。
その時は目標を細かくわければいいのです。
例えば、大人数の前でプレゼンをするということがあったとしたら、その前段階で小さな成功体験を積み重ねておきましょう。
「一人誰もいない部屋で一度通し練習をしてみる」、これができたら「家族や同僚などの前でプレゼンをしてみる」のように段階を踏むようにしましょう。
いきなり大きな舞台に立ってもうまくいくことは少ないです。
それよりは小さな舞台でもまずはしっかりできるという体験をしておきましょう。
そういった考え方を持っていれば、工夫次第で失敗を恐れることを克服できますよ。
まとめ
失敗が怖いのは失敗回避欲求が強いという心理があるからです。
物事を悲観的に考えてしまう傾向があるので、小さな成功体験でいいので積み重ねていきましょう。
目標設定が上手くできれば失敗が怖いという気持ちは気がついたらなくなっていますよ。
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