
冬のオリンピックの人気種目でもあるフィギュアスケート。
そんなフィギュアスケートですが、昔は夏のオリンピック競技だったと言われています。
氷の競技が夏に行われていたなんてにわかに信じられませんが、実際のところはどうだったのでしょうか。
フィギュアスケートは夏のオリンピック種目だった?
フィギュアスケートは今でこそ冬のオリンピックの種目でしたが、実は、昔は夏の競技として行われていました。
フィギュアスケートが最初に行われたのは1908年のロンドンオリンピックだったとされています。
1920年のアントワープオリンピックにも行われたのですが、1924年のシャモニーオリンピックから冬にもオリンピックが行われるようになったのですが、それ以来冬の競技として定着していきました。
つまり、もともとフィギュアスケートは夏の競技で、途中から冬の競技として変わったという訳ですね。
ところで、この文章を読んでみると「何か変だぞ?」と感じることがあるかもしれません。
オリンピックは4年に一度行われますが、夏と冬は2年違いで行われるはずですよね。それなのに、なぜ1920年に夏季のアントワープオリンピックが行われ、1924年に冬季のシャモニーオリンピックが行われたのでしょうか。
その疑問について次で説明していきますね。
オリンピックは夏も冬も同じ開催年だった
実はオリンピックは夏も冬も同じ開催年に行われていました。
1924年から毎回夏と冬と両方でオリンピックが行われていたので、当時は1年中お祭り騒ぎだったのかもしれませんね。
この1年に2回のオリンピックが行われていたことが変わったのは、1994年17回大会のリレハンメルオリンピックでした。
1992年にアルベールビルオリンピックが開催され、その2年後から変更して、今の2年毎の交互に開催される形になりましたよ。
1994年ということは平成になってから今の形に変わったわけですから、意外と最近のような気もしますね。
まとめ
フィギュアスケートはもともとは夏のオリンピック種目でしたが、1924年のシャモニーオリンピックから冬の種目に変わりました。
オリンピックの歴史を知ると意外とあまり知られていない事実があったりするものですね。
【関連リンク】
オリンピックに関する意外な真実!
⇒オリンピックの聖火は飛行機で運ぶときどうするの?