
黄身なし卵に出会ったことはありますか。
私はまだ出会ったことがないのですが、黄身がない白身だけの卵というのがまれに出くわすことがあるようですよ。
ところでなぜ黄身のない卵ができるのでしょうか。また食べても身体に問題は起こらないのでしょうか。
そんな疑問を解決していきましょう。
黄身なし卵ができる理由
黄身なし卵があると言われていますが、この卵は無黄卵(むおうらん)と呼ばれてり、まれに見つかるそうです。
なぜ無黄卵ができてしまうのかというと、卵巣機能が未熟だったり、体調がよくなかったりすることなどで、黄身がないのに白身と殻だけで産まれてしまう卵があるみたいですね。
特に卵を産み始めたばかりの鶏などは排卵のリズムや内臓機能が安定していなくて排卵タイミングがずれてしまいやすく、卵黄が卵白に包み込まれずに殻が形成されやすいと言われています。
黄身なしの卵がスーパーや八百屋などの市場で出回ることはほとんどないとされています。
それは出荷する前にきちんと検査をしているからです。
主に黄身なし卵はサイズが普通のサイズとは違ったり、殻の色が違ったりするので、規格外となり検査の段階で変だということが見つかるということですね。
どうしても黄身なし卵に出会いたいという方は農家で直売されているものだとそれぞれの基準があるので、出会う確率は高くなるかもしれませんね。
ちなみに、黄身なし卵に出くわした方はみんなこう思うみたいですよ。
気味が悪いって。。。
はい、冗談です。ごめんなさい。
白身だけの卵は食べても平気なの?
黄身のない白身だけの卵ができる理由はわかりましたが、食べても平気なのでしょうか。
ゆで卵や目玉焼きなどは食べごたえがないので食べることを迷うことがあるとは思いますが、例えばケーキを作るために卵を複数個使う時などは他の卵と混ざってしまうので、もし体に害が出る場合は他の卵を台無しにしてしまう可能性がありますからね。
その点に関して調べてみたところ、特に体に悪影響は及ぼさないようですよ。
黄身がないだけで、害はなく、また黄身に含まれているはずの栄養もありません。
ですので、白身だけの卵に出会っても無害ですので、食べてもOKです。
栄養はないかもしれませんが、珍しい経験ができたということで、ラッキーなことが起こるかもしれませんね。
黄身なし卵になる確率は?
黄身なし卵は身体に無害だと言うこともわかりましたが、実際に黄身なし卵になる確率はどのくらいなのでしょうか。
農場によって確率も違ってくるでしょうが、だいたい0.1~0.05%くらいと言われています。
1000個から5000個に一個できると考えたらかなり確率が高いような気もしますが、先程も紹介したようにスーパーで販売されているものはきちんとした検査を通ってきているので、ほぼ出会うことはないのかなと思います。
ちなみに、黄身のない卵もあれば黄身が二つあるものもありますよね。
この黄身が二つある卵は二黄卵(におうらん)と呼ばれるのですが、こちらは1~2%の確率で産まれるそうです。
ですが、こちらも市場に出回る前にはじかれてしまうので、なかなか出会うことはないと思われますね。
要するに、普通とは違う卵に出会ったらラッキーと思えばいいということでしょう。
まとめ
黄身なし卵は卵を産み始めた鶏や体調に異変が起きている鶏がまれに産むことがあるようですが、市場に出回ることはほぼないと言えるでしょう。
たとえ黄身なしの卵に出くわしても害はないので食べても平気のようですよ。
ですから、万が一特殊な卵に出会えたらいいことが起きると思うようにしてみましょうね。
まだある珍しいもの
黄身のない卵はとても珍しいですが、世の中には珍しいけれどもあまり知られていないものというのがたくさんあります。
その中のひとつに銀魚があります。
金魚は知っていますが、銀魚もいるというのはあまり知られていないのではないでしょうか。
世の中にはこんな不思議なことがまだまだたくさんあるんですね。
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