
学校と学園、そして学院のように名前が違う名称がありますが、これらの違いとは一体何なのでしょうか。
どれも学校で括られているようなイメージはありますが、名前が違うと言うことはそれぞれにニュアンスの違いと言うものがあるのだとは思います。
そのことについて書いていきますね。
学校と学園、学院の違いとは?
調べてみたところ、厳密にはここで書く通りではないかもしれませんが、すべて学校と呼べるものではあるようです。
そもそも学校とは一定の教育目的に従って、教師が生徒や学生に計画的、組織的に教育する場所を指します。
幼稚園から小学校・中学校・高校・専門学校・大学などすべてが学校と呼ばれる施設ということが前提としてあるようですね。
では学園はどのようなものかというと、上級生から下級生までいくつかの学校ごとの組織のことを指すようです。
要するに、中高一貫校のようなエスカレーター式の学校を学園と呼ぶ場合が多いようですね。
例えば、名門女子校として知られている白百合学園は中高一貫ですし、野球やサッカーの全国大会常連高校である神奈川県の桐光学園も中高一貫校です。
このように中高一貫校には学園と名前がつく学校が多いのですね。
もうひとつ、学院とはどういったものなのかというと欧米のカレッジにあてた漢字が「学院」だったとされたと推測されます。
主に宗教関係者の設立した学校に多く用いられているようで、学院と名前がつく大学はキリスト教系が多いようですね。
例えば、明治学院や聖光学院などはキリスト教が基盤となっています。
これらが学校と学園と学院の違いとなります。
あくまでも学園は中高一貫校が多く、学院はキリスト教が多い傾向にあるだけで、必ずしもそういう訳ではありません。
どれも学校であることには変わりないと思って問題はないと思います。
まとめ
学校と学園と学院の違いは細かく言えば大きな違いがあるのかもしれませんが、だいたいはこちらで紹介したようなイメージを持っていればいいと思います。
漠然と違いが気になるものですし、そんな感じなんだと思っていただければいいのではないでしょうか。明確な違いがあるのではないみたいなのでぼんやりとした感じは残ってしまいますね。
まだまだある世の中のなぜ?
学校について今回は書いてきましたが、全国高校サッカーで静岡県代表を紹介するとき「サッカー王国」という言葉を引き合いに出すのは知っていますか。
ところで、なぜ静岡県はサッカー王国と言われているのでしょうか。その理由について調べてみると面白いこともわかりました。
そのことについて別の記事でまとめましたので、ご覧になってください。
【関連リンク】
⇒静岡県でサッカーが盛んなのはなぜ?王国と呼ばれる理由を検証