
夏にはたくさんのイベントがありますが、その中でも人気が高いのはやっぱり花火大会でしょうか。
夏の風物詩となっている花火大会で気になることがあります。
それは花火が打ち上がるとき「ヒュー」っと音がなる花火とそうでない花火があるということです。
この違いってなぜなのでしょうか。
気になったので調べてみました。
打ち上げ花火の音の正体
打ち上げ花火が上がるとき、「ヒュー」と音がなって「バンッ」と光が放たれますよね。
花火の音マネをするとも「ヒュ~~パンッ!」と言いますし、花火はこういうものだというイメージがあります。
ですが、花火を音で楽しんでいるとたまに「ヒュー」という音がしない花火と言うのがあるのに気づいていますか。
私も人から言われて「そう言えば・・・」と気付いたのですが、なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。
実は、この「ヒュー」という音は花火玉につけられている「笛」の音だそうですよ。
親玉が開く前に小さな花火を開かせることがあるのですが、その時に本体と同時に打ち上げるもの(曲導)を呼ぶそうです。
この曲導の中で、上昇中に音を出すものを「笛」と呼び、パイプに詰められた薬に点火すると音が出る仕組みになっているようですね。
打ち上げ花火のあの音は空気を切り裂いている音だとばかり思っていましたが、人工的につけられた音だったという訳です。
なぜ音をつけたのか?
打ち上げ花火のあの音は人工的につけられたものということはわかりましたが、なぜ音をつけたのでしょうか。
ということを一瞬考えたのですが、あの音があるから観客は期待するのですよね。
年末のカウントダウンライブなどに行くと、「10」「9」…のように年が明ける前にカウントダウンをしますが、あれその場にいると盛り上がります。
これも花火と同じように期待感を煽っているからなのでしょう。
やっぱり、期待感があると花火を観ていても楽しいですよね。
笛のある花火とそうでない花火を組み合わせて一つの花火大会を盛り上げる。
実は花火大会と言うのは計算しつくされたエンターテインメントなのですね。
まとめ
打ち上げ花火の「ヒュー」という音の正体は空気を切り裂いている音ではなく、付属されている笛のようなものが鳴っているようです。
観ている人たちの期待感を煽ってくれる、あの音にはそんな役割があるのですね。
スマホで花火を撮るコツ
花火大会の様子をスマホで撮って記念に残しておきたい方も多いと思います。
スマホで撮影をするとき、ピントが合わなかったり上手く撮影できないこともありますが、それはちょっとしたテクニックで解消することができるのですよ。
そのコツについて紹介していますので、ご覧になってくださいね。
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