
ジャガイモの種類には男爵やメークインなどの種類がありますが、男爵があれば伯爵と呼ばれる種類もあるのでしょうか。
また、ジャガイモの形は品種によって違ってきますが、それによって何が変わってくるのでしょうか。
ジャガイモの知らなかった部分を調べてみました。
ジャガイモに伯爵がある?
男爵イモと呼ばれるジャガイモと呼ばれたら思い浮かべる種類がありますが、男爵もあれば伯爵という種類も存在するのでしょうか。
気になって調べてみたところ、なんとも言えない感覚になりましたよ。
伯爵という種類が存在していると聞かれれば非常にグレーゾーンなことがわかりました。
たしかに、伯爵ジャガイモと呼ばれているものは存在しています。
北海道の中標津町の特産品としてJAに商標登録されている白色のジャガイモで、でんぷん価15%以上で傷がついていないものを「伯爵」という名称で出荷しているようです。
ということは伯爵というジャガイモは存在していると言えるではないかと思ったのですが、実はこの伯爵というジャガイモの正式品種名は「ワセシロ」という品種名で呼ばれていました。
男爵イモは男爵イモという品種名になるのですが、伯爵イモはワセシロという品種名なのでグレーゾーンのような、少し微妙な感覚を持ってしまうところがありますね。
ですが、中標津町の特産品として伯爵という名前で知られているジャガイモなので、伯爵ジャガイモがあると言っていいのかなと思います。
ちなみに、この伯爵イモを使ったじゃがいも焼酎もあるようで、軽快な香りとほどよいジャガイモらしさを感じるそうですよ。
ロックや炭酸で割って飲むそうなのですが、女性に人気が高いお酒のようです。お酒好きの女性にプレゼントするのもいいかもしれませんね。
ジャガイモの形の違いはどんな意味がある?
ジャガイモには主に男爵イモのような丸くてゴツゴツしているものとメークインのように細長くてツルツルしているものがあります。
これらの形にはどんな違いがあるのでしょうか。
ジャガイモの形というよりも品種の違いによって食感などに違いが出るようです。
男爵イモのような種類はデンプンが多く、ホクホクした食感を得られる一方で、煮崩れしやすいと言われています。
ですので、コロッケやマッシュポテトなどの潰してから料理をするものに適しているとされていますよ。
一方のメークインのような種類は男爵イモと比べてねっとりしており、煮崩れしにくいのでカレーや肉じゃがなど似て調理する料理に適しているとされています。
同じジャガイモでも特徴によって使い分けるのがいいのですね。
男爵と伯爵はどっちが上?
最後に個人的に気になったどうでもいいことなのですが、男爵と伯爵ってどちらの方が上なのでしょうか。
調べてみたのですが、私の頭では理解できませんでした。
五等爵と呼ばれる順位では公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の順番となっていると思うのですが、自信はないです。
一つだけわかったのはヨーロッパにおける爵位と日本の爵位は違う認識があるというものでした。
ですので、そんなに気にするものではないのかなと思いますね。
どっちが上というよりはそれぞれの立場で頑張ろうということですね。
まとめ
伯爵というジャガイモは中標津町の特産物としてあります。
正式にはワセシロと呼ばれる品種名とされていますよ。
ジャガイモには特徴があるので、種類によってどんな料理を作るといいのかが変わってきますのでその特徴を理解しておくといいかもしれませんね。
ジャガイモと言ったらやっぱりカレー
ジャガイモについて今回書いてきましたが、ジャガイモとあう料理の一つにカレーがあると思います。
カレーにはメークインのジャガイモが適していることがわかりましたが、カレーを作るときに使われるカレー粉ってありますよね。あのカレー粉ってどこの国で作られたのか知っていますか。
カレー粉の発祥は日本だとばかり思っていたのですが、実は別の国だったのですね。
【関連リンク】
⇒カレー粉の発祥はどこの国?