
富士山と言えば日本一の山として知られていますが、同時に静岡県と山梨県にまたがって存在しているので、どちらの県の象徴とも言われていますよね。
ところで、富士山の頂上って静岡県と山梨県のどちらの県のものになっているのでしょうか。
それともどちらの県でもなく国が管理しているのでしょうか。
富士山の頂上は何県という問題はテレビでも取り上げられたりしますが、いつも忘れてしまうので、今回こちらで記録しておきたいと思います。
富士山の頂上は何県?
富士山の頂上は何県なのかという問題はテレビなどで観たり聞いたりしたことがあると思います。
静岡県と山梨県にまたがっている富士山ですが、頂上はどちらの県の所有物ではありません。
また、国で所有しているということでもないのですよ。
それどころか、富士山はどちらの県の所有物などの問題ではなく、すでに持ち主、所有者がいるのだそうです。
要するに富士山頂は誰かの私有地ということになるということですね。
では、一体誰の所有地なのでしょうか。
その点について次で書いておきますね。
富士山の頂上は私有地だった
富士山の頂上は浅間(せんげん)大社の境内地となっているので、浅間大社の私有地ということになります。厳密に言うと頂上だけでなく、8合目以上が境内地となっているそうですよ。
静岡県富士宮市にある本宮浅間大社の奥宮と呼ばれる場所が富士山の山頂部分に存在しており、それが所有地と認められているので、富士山の山頂は私有地であるということになるのだそうです。
ですので、富士山は静岡県と山梨県の県境の8合目まではそれぞれの敷地で、8合目以上は神社のものになっているとされているのだそうですよ。
富士山の山頂は静岡県と山梨県のどちらの県のものという問題に対して、実は何県のものではなく神社のものなのですよと言われたら妙に納得はしますよね。
日本人はそこまで宗教心が強くないとされていますが、こういう問題の時にはよりどころにするので問題は収まっていくような気もします。
ただ、余計なことを言うようですが、気になるのは浅間大社は静岡県富士宮市に本宮が存在しているというところですよね。
富士宮市にある本宮の奥宮が富士山頂にあるということは、その神社は静岡県にあるということでは・・・。
非常に余計なことを気にしてしまったので、これ以上は触れるのはやめておきましょう。
大人の対応、察しの良さが日本人の良さでもあると思います。
浅間神社という名前の神社は全国各地にあり、その多くが富士山に対する信仰と言われているようですから、富士山の山頂は浅間神社のもので私有地であるという結論が一番スッキリするでしょう。
まとめ
富士山の山頂は静岡県でも山梨県のものではなく、浅間大社の私有地となっています。
富士山って何県のものか知っているかと聞かれた場合は、浅間大社の私有地と答えるようにするのがいいでしょう。
補足:静岡県でサッカーが盛んな理由
富士山の山頂は静岡県か山梨県かという論争にひとまず決着がつきましたが、静岡県には他の論争があります。
それはサッカー王国論争です。
最近では埼玉県や神奈川県などもサッカー王国と言われていますが、昔からサッカー王国と言ったら静岡県だと言われていました。
ところで、なぜ静岡県はサッカー王国と言われているのでしょうか。その理由を知ってみましょう。
⇒静岡県でサッカーが盛んなのはなぜ?王国と呼ばれる理由を検証