
ハトという漢字は鳥に九で「鳩」と書きます。
なぜこのように書くのかという理由は鳩の鳴き声から来ていると言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
鳩はクルックー「ク→九」と鳴く鳥だから組み合わせて鳩と漢字で書く。
冗談のような感じもしますけど・・・。
鳩の漢字が鳥に九と書く理由
鳩という漢字は鳥に九と書きますよね。
諸説ありますが、これはクルックーという鳴き声から来た説があるそうですよ。
疑いたくなるくらい意外ですよね。
でも、もっとも有力な説として知られているようです。
よくよく調べてみると、「音」をルーツとする漢字というものは多いようですよ。
例えば、虫に文と書いて「蚊」と読みますが、これは蚊は飛ぶときブーンと音がすることが由来だとされています。
漢字の成り立ちには「山」や「川」のように形が由来になっているものが多いのですが、「鳩」のように音が由来になっているものもあるようですね。
ちなみに、鳩に関しては「ハ→8」「ト→10」の間で「九」になったという噂もあります。
鳩という漢字だけでこれだけのアイディアが生まれるのはすごいですよね。
以上で鳩が鳥に九と書く理由については書くことがないのですが、漢字の成り立ちについて知ってみると意外と面白かったりしますよ。
漢字の成り立ちは象形文字、会意文字、指示文字、形成文字、分類不可能と大きく5つに分類され、それぞれの漢字に意味と由来があると言われています。
この漢字の成り立ちを知っておくと、子供の名前を決めるときなどに役立つかもしれませんね。
漢字の成り立ちを紹介した図鑑もありますので、そういった図鑑を参考にしながら、漢字の奥深さに触れてみるのもいいかもしれません。
まとめ
鳩という感じが鳥に九と書くのはハトがクルックーと鳴くからというのが理由だとされています。
漢字の成り立ちには「音」が由来となっている漢字も珍しくないので、そういった漢字が他にもないか知ってみると知識が深まるかもしれませんね。
漢字にまつわるお話
雨具のカッパってありますよね。
あの雨具のカッパは「両翼を合わせた鳥に似ている」ことが漢字の成り立ちだという説があります。
ところで「カッパ」という漢字書けますか?
⇒雨具のカッパの由来は?漢字や英語ではどう表現するの?