
世界には緑1色の国旗がありました。
その国はアフリカにあるリビアという国の国旗なのですが、とある事情から国旗が変わり、緑1色の国旗ではなくなってしまいました。
世界で唯一の一色国旗がなくなってしまったのですが、なぜなくなってしまったのでしょうか。その理由を知ってみましょう。
リビアの国旗が1色でなくなった理由
世界にはいろんな国旗がありますが、アフリカにあるリビアは緑1色の国旗として知られていました。
私が子どもの頃は確かにこのように学びましたね。
ですが、現在のリビアの国旗は緑1色ではなくなりました。
そもそも、リビアはアラブ共和国連邦という名称だったのですが、1977年にカダフィによって国名をリビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国に変更されました。
その際に、国旗も緑1色のものに変更されたと言われています。
しかし、内戦が起こりカダフィによる独裁政権が崩壊したことにより、
2011年に国旗も変更されることになりました。
リビアの新しい国旗は1951年から1969年までに使用されていたものを復活させたのですが、使用されている色は赤・黒・緑・白となっていて、月と星のデザインがされているものになっています。
ちなみに国旗は力、イスラムの戦い、緑地へのあこがれ、国民の行為を表しているとされていますよ。
リビアの国旗が緑1色だった理由
リビアの国旗が緑1色だった理由はイスラームで最高の色が緑だとされていたからと言われています。
緑1色のように国旗が1色しか使われていない国は珍しいですし、現在ではなくなってしまいましたが、歴史を見てみると1色の国旗を採用していた国はいくつかありました。
前例としてはオスマン帝国国旗、ハンガリー・ソビエト共和国国旗(総赤一色)、
フランス王国国旗(総白一色)、
アフガニスタン首長国国旗(総黒一色)などがあったそうです。
国に限らず、地域の旗にも1色のみを使っているものもあると言われています。
1色のみの旗というのは意外と使用されていたのですね。
まとめ
リビアの国旗は緑1色ではなくなりましたが、未だに不安定な情勢が続いていると言われています。
内部事情が改善されない限り国旗の変更は再び起こってしまうかもしれません。
国の国旗が変わったということを知ると、その裏にある事情も知ることができます。
そういった事実があると知るだけでも何か考えるきっかけになるかもしれませんね。
日本初のパスポート取得人物とは?
世界にはいろんな国がありますが、日本も世界なんです。
誰かの名言に似た発言をしてしまいましたが、この方の言うように日本も世界の一つです。
日本から世界へ飛び立つにはパスポートが必要になりますが、日本人で初めてパスポートを取得した人物って知っていますか。
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