
空き巣や忍び込みなど泥棒による被害は毎年のように聞かれます。
ところで、泥棒が一番多い季節はいつなのでしょうか?
新生活で気持ちの変化が大きい春、窓を開けがちな夏、旅行に出かける人が多い秋、師匠も走るほど忙しい冬。
いったいどの季節に泥棒による被害は多いのでしょうか。
泥棒が一番多い季節は?
泥棒が一番多い季節は秋で10月頃がもっとも多いと言われています。
統計では9・10・11月頃が多く、6・7・8月の夏の時期は少ない傾向にあるようですよ。
ちなみに、ここでいう泥棒とは『留守中に泥棒に入る空き巣』、『就寝中に泥棒に入る忍び込み』『在宅中に泥棒に入る居空き』の3つとなりますが、なぜ秋に空き巣が多くなりやすいのでしょうか。
その理由はいくつかありますので、確認していきましょう。
・外出が増える
行楽の秋と呼ばれるように秋は家族旅行をする季節であり、スポーツの秋と呼ばれるように運動会などの大会でお出かけする機会が増えます。
・活動しやすい気候
夏は7時近くまで明るかったりしますが、秋になると日が落ちるのが早くなるので空き巣が活動しやすくなると言われています。
また、気候的にも夏は窓を閉めてエアコンをつけますが、秋は風を通すために窓を開ける傾向が強く、散歩する人も増えるために散歩者を装って家に近づきやすくなると言われています。
秋は涼しくて過ごしやすいので、好きな季節という方も多いですが、過ごしやすいということは泥棒も活動しやすいということですので、冬の寒い時期や夏の暑い時期よりも泥棒の被害に遭いやすいです。
これを知っておくだけでも注意の意識が高まるのではないでしょうか。
こんな家は狙われる
泥棒は家に侵入する前に下見をすると言われていますよ。
泥棒に入りやすい家かどうかを確認するのですが、一般的にこんな家は狙われやすいと言われています。
・扉や窓に鍵をかけないでゴミ捨てや近所のコンビニに出かけることはあるか
・見通しが悪いかどうか
・通行人は少ないか
・一人暮らしか
・防犯対策をしていないか など
泥棒が狙うのは上記のような家なのですが、狙われる家の特徴は「時間」「人目」「対策」と分けられるでしょう。
外出している時間が決まっていたり、人目のつかない場所だったり、防犯対策をしていない家は格好の餌食となります。
いかに防犯意識の高さを見せて、泥棒に侵入させることを諦めさせるかが大事なポイントになりますよ。
ちなみに、泥棒はターゲットとなる家を見つけると近所の公園などに潜んで住人の動きを観察したり、郵便物の状態を見て留守かどうかを判断します。
また、泥棒と言うと単独犯のようなイメージがありますが、実際は複数人で役割を分担して、見張り役や実行犯というようにグループで活動しているパターンも珍しくありません。
服装も普段着ではなく、スーツを着て営業活動していたり、工事の作業員になりすましたりすることもあります。
自宅の周りで近所に住んでいない人をよく見かけるようになったら注意が必要ですよ。
防犯意識を見直そう
「うちは一度も泥棒に入られたこともないし特に何もしなくても大丈夫」
「オートロックのマンションに住んでいるからまず侵入されない」
なんて思っている人ほど被害に遭ってしまう可能性は高いです。
心の隙間・油断が泥棒を呼び寄せているといっても過言ではありません。
これまでに泥棒に入られたことはないと言っても、向こう三軒両隣の家や住んでいる地区では泥棒被害に遭っているかもしれませんよ。
また、オートロックのマンションに住んでいるからと言って侵入できないとは限りません。
実際にオートロックマンションに住んでいる人ならご存じでしょうが、オートロックではない裏口から入れるドアが通常あります。
そのドアを利用するときは鍵をかけるように言われていても、鍵をかけないでそのまま外出してしまう住人もいます。
マンションなどの集合住宅に住んでいる方はたった一人の油断が泥棒の侵入を許してしまうので、オートロックマッションだから安心ということはないのですよ。
一番の防犯対策はご近所付き合いをしていることですが、このご時世、隣にどんな人が住んでいるのか知らない人は珍しくないのではないでしょうか。
普段からご近所付き合いをしていない人はいざという時頼りになるのは意外と自分だけです。
一人暮らしで家にいない時間が長い人や家族旅行で家を長い期間開けておく人はいま一度防犯意識を再認識してみる必要がありますよ。
セコムなどのセキュリティ会社を利用するのもいいかもしれません。
セコムは防犯や防災に対してはもちろんですが、万が一の補償制度も充実しています。
資料請求や警備の見積もりは無料で依頼することができますので、この機会に一度利用されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
泥棒の被害が多いのは秋頃だと言われています。
外出機会が増えるのでどの時期よりも高い防犯意識を持つ必要がありますよ。
泥棒は5分以上時間がかかると諦めるのがほとんどと言われれていますし、ちょっとの防犯意識を見えることで被害の抑止も可能になります。
セキュリティの意識をいま一度考えてみるのも必要なことかもしれません。
一人暮らし女性のセコムの必要性
一人暮らしをしている女性は特に泥棒は怖いですよね。
東京の家賃が高い地域に住んでいる方はどうしてもどこかを妥協しなければ住むことが難しかったりします。例えば、大学生になった方や社会人になってまだ年数が浅い方は使えるお金も限られているでしょうから、セキュリティのしっかりしたマンションに住むことはできないかもしれません。
そういった場合は管理費等が高くなる場所に住むよりもセコムのようなホームセキュリティを利用したほうがお得で安心できる場合もあります。
セキュリティがしっかりしている場所に住むのもいいですが、防犯意識を自分で高める手段もあっていいと思いますので、いろいろ調べてみるのがいいかもしれませんね。