
日本の年号となっている平成、昭和、大正は実は駅名にもなっているのですよ。
どこにそれぞれの駅名があるのか知っておくと旅行するときなどは楽しめるかもしれません。
実際、鉄道ファンをはじめ観光客が殺到した駅もあったりするのですよ。
平成・昭和・大正駅はどこにある?
平成駅はJR九州の豊肥本線の駅として存在しています。
熊本県熊本市中央区平成二丁目にあり、街自体が平成という地名になっているのですね。
1992年(平成4年)に開業したのですが、開業当時は無人駅で駅舎も存在していなかったのですが、2006年には有人化され、現在はICカードSUGOCAも導入されているそうですよ。
ちなみに特急は通過してしまうので停車しません。
昭和駅はJR東日本の鶴見線の駅として存在しています。
神奈川県川崎市にあるのですが、現在は無人駅となっているようですね。
昭和駅という名前から昭和55年(1980年)の5月5日は「昭和」「55.5.5」となるので昭和駅発の切符を記念に買い求める人でホームは溢れかえったそうですよ。
ちなみに、翌年の昭和56年7月8日は「55.5.5」ほどの混雑とはならなかったと言われています。
大正駅は全国に2つ大阪府と長崎県に存在しています。
大阪府大阪市大正区にある大正駅は大坂環状線と市営地下鉄長堀鶴見緑地線との乗換駅となっていて、現在でも利用客の多い駅となっていますよ。
発車メロディには沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」を導入しているのですが、駅周辺には沖縄県からの移住者が多く住んでいるらしく、沖縄の文化がところどころでみられることをイメージしているようです。
もう一つ、長崎県にある大正駅は雲仙市瑞穂町にある島原鉄道線の駅となっていますが、こちらは無人駅となっていますよ。
また、北海道の帯広市にも大正駅があったのですが、1987年に廃線になってしまったそうです。
北海道にある有名な駅に幸福駅がありますが、「大正駅-幸福駅」の乗車券を買って「たいそう幸福」という縁起切符が発売されていたそうですよ。
確かに縁起の良さそうな切符ですね。
今は電子カードで効率よく移動するのが当たり前になっていますが、こういった切符ひとつで幸せな気持ちになれるのは素敵なことですよね。
鉄道が好きという人の気持ちもわかります。
まとめ
以上のように平成・昭和・大正の名前の駅は全国のどこかしらに存在しています。
ちなみに、明治駅は調べた限りではありませんでした。
明治神宮前駅など言葉が加えられてならいくつかありましたけどね。
駅の名前の由来などを調べてみると意外と楽しいものですね。
1年に2日しか営業しない駅がある?
日本にはたくさん駅があります。
一日に何万人もの人が利用する駅もあれば、無人駅もありますよね。
ところで、1年に2日だけ営業しか営業しない幻の駅が存在しているのは知っていますか。
その駅は津島ノ宮駅というのですが、なぜ2日しか営業しないのでしょうか、その理由を知ってみてはいかがでしょう。