
私は一人暮らしをしているので自炊をしているのですが、週に1度くらいのペースでハンバーグを作ります。
今でこそハンバーグはそれなりに作ることができるようになりましたが、最初の頃はタネがゆるくて上手に作れませんでした。
これから自炊をしてハンバーグを作る機会がある方のために、なぜ私が失敗したのかその原因とハンバーグ作りのコツを紹介したいと思います。
ハンバーグがゆるい原因は?
ハンバーグがゆるい原因はいくつか考えられます。
・つなぎのパン粉に対して牛乳を入れすぎている
・パン粉や卵の割合や分量を間違えている
・十分にこねられていない
ハンバーグがゆるい原因はだいたいこういったところがあげられます。
水分が多かったり、粘り気が少ないとハンバーグはゆるくなるということをまずはしっかりと覚えておきましょう。
また、ハンバーグではキャッチボールをしながら手でこねる作業がありますが、キャッチボールをすることは粘性を高めることではなく、タネの空気を抜くのが目的です。
ですので、その作業の前にボールでしっかりとこねて粘り気を出しておくことが大切です。
私がハンバーグを作り始めたころはこれらがちゃんとできていなかったためにゆるいハンバーグになってしまっていましたね。
まずは基本であるこの2つをきちんとやる。これがハンバーグがゆるくならない条件です。
言葉で説明してもどんな風にやればいいのかが知りたいとおもうので、参考になる動画を紹介しておきますね。
美味しそうですよね。
こんな上手に作れるようになったら料理も楽しくなるんでしょうね^^
ハンバーグがゆるくなってしまったらパン粉!それと・・・
ハンバーグを作っていくとだんだん慣れてきて、うまく作れるようになっていきます。
ですが、慣れてくると分量をうっかり間違えたり、牛乳を入れすぎたりしてタネがゆるくなってしまうことがあります。
そういったときにタネを復活させる方法があります。
代表的なのはパン粉の量を追加するというものですね。
パン粉が牛乳の水分を吸収してくれるので、ゆるくなったタネを固くしてくれますよ。
他にも塩を加えるといいとも言われていますが、塩には粘性を高める作用があり、ハンバーグが割れるのを防いでくれます。
また、私は試したことはないのですが、小麦粉を入れたり冷蔵庫で寝かせるという方法もあるそうですよ。
冷蔵庫で寝かせるといったんゆるくなった脂が固まるので、焼いた時に肉汁が溢れずに焼くこともできます。
もし時間があったら30分ほどタネを冷蔵庫で寝かせるといいですよ。
もし、うっかりタネが緩くなってしまったらこれらの方法を試してみてください。
私は社会人になってから一人暮らしを始めたのですが、それまではずっと実家暮らしで料理なんて全くできませんでした。
一人暮らしを始めてから自炊をするようになり、社会人生活も数年経っている現在では簡単な料理くらいは作れるようになりましたよ。
ですので、失敗しても何度もチャレンジすることがゆるいハンバーグから抜け出すポイントかもしれませんね。
パン粉がないときはどうしたらいい?
ハンバーグのタネがゆるいときはパン粉をうまく使うことで固さを出すことができますが、パン粉がない場合はどんな対策をしたらいいのでしょうか。
塩を入れたり、冷蔵庫で寝かせることで粘性が高まり、焼くときにハンバーグが割れることを防ぐことができるようになりますが、それでもパン粉がなければなかなかつなぐことができません。
そんなときにパン粉の代わりとなる食材としては食パンで代用するのがいいでしょう。
文字通りパン粉はパンの粉なので、フードプロセッサーなどにかけてパン粉を作ることも応急処置としては適していますよ。
また、先ほど小麦粉を使うことでも代用することができると書きましたが、小麦粉を原料とするお麩などでもパン粉の代用にすることは可能です。
お麩はパン粉より吸水性が高いので入れる量に注意する必要がありますが、水分をしっかりと閉じ込めてくれる分、ジューシーな仕上がりになるので好んで使っている方もいますね。
そして、ダイエット志向の方に人気なのはおからでしょうか。
おからは豆乳を絞った時の絞りカスとなっていますから食物繊維が豊富です。
便秘気味で最近出ていない方にはおすすめですよ。
以上のような代用がありますので、パン粉がないときは活用してみてください。
まとめ
ハンバーグがゆるくなってしまうのは分量が間違っていたり、ちゃんとこねられていないことが原因です。
もしタネがゆるくなってしまったら、パン粉を加えるなどして固くしていきましょう。
料理はちょっとした工夫で劇的に変わったりしますので、いろいろ試してみましょうね。