
日本で一番多い苗字といえば「さとう」ですが、漢字は佐藤が一般的となっていますよね。
ですが、子供の頃は「さとう」と言うと調味料の砂糖を思い浮かべる方もいたのではないでしょうか。
ところで、この砂糖という苗字の「さとう」さんっているのでしょうか。
日本には変わった苗字の方がたくさんいますが、実際はどうなのでしょう。
砂糖って苗字のさとうさんはいるの?
佐藤さんは全国の苗字ランキング1位となっていて全国におよそ190万人いると言われています。
この佐藤という苗字が多いのは周知の事実だと思いますが、
調味料に使われている砂糖の砂糖さんは日本に存在するのでしょうか。
実は砂糖さんという方は日本にいらっしゃるみたいですよ。
こちらの記事を執筆現在、全国におよそ30人ほど、全国順位だと54,000位台に
砂糖さんという苗字があるのだそうです。
まさかとは思いましたが、本当にいるんですね。
実際にいるとなると気になるのはその由来(ルーツ)です。
ちなみに佐藤さんの苗字の由来は藤原秀郷の子孫の左衛門尉公清が佐藤と称したことが始まりだとされていますね。(諸説有り)
佐藤の「藤」は藤原氏を意味しているというのは学生時代に聞いたことがあるような気もします。
では砂糖さんの苗字の由来はどこから来ているのかというと宮崎県の日南市にあると言われています。
砂糖屋の屋号で砂糖を扱っていたことが由来だとされていますよ。
ですので、砂糖さんは宮崎県日南市に分布しているようですし、京都や鹿児島にもごく小数みられるようですよ。
佐藤という全国で一番多い苗字と同じ「さとう」なのに砂糖となることで全国でも極めて珍しい苗字になるなんて面白い話ですよね。
「砂糖」という珍しい苗字を絶やさないで、いつか出会えたら嬉しいでしょうね。
日本にある名前のルーツは面白いものがたくさんあります。
苗字ではありませんが、他にもこんな記事がありますよ。
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