
皮と実の間に栄養が詰まっているなんて言ったりしますが、皮ごと食べるのは抵抗がある野菜もあったりしますよね。
私はカレーを作るときジャガイモやニンジンの皮は剥きますし。
ところで、皮ごと食べたほうがいい野菜と食べない方がいい野菜にはどんな違いがあるのでしょうか。
全ての食べ物は皮ごと食べられるとはいいますが、実際はどうなのでしょうか。
皮ごと食べたほうがいい野菜と食べないほうがいい野菜の違い
皮ごと食べたほうがいい野菜と食べないほうがいい野菜との違いはないようです。
というのも、全ての野菜の皮は食べたほうがいいと言われているようですよ。
皮には大事な栄養素が含まれているのですが、それはファイトケミカルと呼ばれる栄養素と言われています。
いかにも体に良さそうな名前をしていますが、ギリシャ語でファイトは植物、ケミカルは化学物質という
意味で、ファイトケミカルは植物に入っている化学物質で私たちの健康に役立つものとされています。
ファイトケミカルは炭水化物・ミネラル・ビタミン・脂肪・タンパク質・食物繊維などに次ぐ第7の栄養素として注目を浴びている存在なのですよ。
ですので、ファイトケミカルについてもう少し詳しく説明していきたいと思いますね。
ファイトケミカルの健康効果
ファイトケミカルには3つの健康効果があるとされていますよ。
まず、ファイトケミカルは抗酸化作用が強いと言われています。
体の中で発生した活性酸素というものが細胞に結びついて老化させるのですが、このファイトケミカルには活性酸素を中和させる力があるので、体を若々しく保つ働きがあるとされているのですよ。
ですので、皮にはアンチエイジングの要素が含まれているということになるのですね。
さらに、ファイトケミカルにはリウマチなど関節の炎症を抑える抗炎症作用があったり、がん細胞の増殖を抑える効果があるとされているのですね。
ですので、皮ごと毎日食べているとがんの予防にもつながると言われているそうです。
皮にがんの増殖を抑える作用があったなんて驚きですよね。
ここ数年の研究で新たにわかったそうなのですが、医学の進歩ってすごいですよね。
皮ごと食べたほうがいい野菜って例えば?
全ての野菜は皮ごと食べたほうがいいとされているのですが、特に皮ごと食べたほうがいいと言われているのは枝豆やたまねぎです。
枝豆のへたの部分にはファイトケミカルが多く含まれているとされ、たまねぎの皮の茶色い部分に最強のファイトケミカルと言われるケルセチンが含まれていると言われていますよ。
つまり、枝豆の実だけを食べたり、たまねぎの皮を捨てることはファイトケミカルを捨てているということになるのですね。
とは言うものの、食べるにはちょっと抵抗がありますし、そもそもどうやって食べたらいいのかわからないと思います。
ですが、実は食べる方法があるのですよ。
その方法は煮出すことです。
枝豆の皮の部分やたまねぎの皮の部分を煮出すことでベジブロスという野菜のダシをつくる方法があります。
ベジブロスの作り方は普段捨ててしまっている野菜の皮を鍋に入れて、約30分茹でるだけでOKなのです。
もちろん、ほかの野菜のへたや茎も一緒に入れてOKですよ。
ベジブロスを作っておいて、それをお味噌汁のダシなどにして使うことで、ファイトケミカルを簡単に摂取することが可能になるわけですね。
また、これまでは野菜を中心に紹介してきましたが、もちろん果物の皮にもファイトケミカルが豊富に含まれているのですよ。
例えば、りんごの皮にはアップルポリフェノールというファイトケミカルがあり、動物実験では動物の寿命が延びたという研究結果もあるようです。
昔から「りんご一個で医者いらず」なんて言ったりしますが、あれは病気をしないから寿命も延びるなんて意味だったのかもしれませんね。
他にもぶどうの皮などもファイトケミカルが含まれているのですが、ブドウを皮ごと食べる方は少ないかもしれませんね。
そういったときはミキサーに皮ごと入れてジュースにして飲むのがいいですよ。
ミキサーにかけても栄養素はほとんど壊れないので、種ごと入れてミキサーに入れてジュースにしてみてくださいね。
おすすめのミキサーはどれ?
野菜や果物の皮に栄養があることは分かりました。
けれども、皮ごと食べるのは気が引ける。
そんなときに活躍してくれるのはミキサーで、ジュースにしてしまえば皮ごとすりつぶしても気にすることなく飲むことができますよね。
ですが、どんなミキサーを選べばいいのか意外とわからないものです。
そこで、おすすめできるミキサーを2つ紹介しておきますね。
1つ目はマジックブレットデラックスです。
こちらは現在キャイーン天野ひろゆきさんがイメージキャラクターを務めている商品なのですが、シリーズ累計で全世界3900万台売れているミキサーです。
シリーズは10年以上販売していますし、何よりも売れています。売れているということはそれだけいい商品ということですから、疑いの余地はないのではないでしょうか。
価格は10,000円を超えてしまうのでやや高いかなという印象はありますが、ジュースを作るだけでなく、料理の下ごしらえにも使うことができるので、自宅で料理をつくる機会が多い人は持っておくと何かと便利ですね。
もう1つのおすすめはVitantonioマイボトルブレンダーです。
こちらはドリンク用のミキサーになるですが、作ったジュースをボトルのまま飲めるので手軽にジュースやスムージーが飲めるミキサーとなっています。
保存用のキャップが付いているので、外出時に持ち運ぶこともできますし、容量も400mlと邪魔になりません。
値段も3,000円台で購入できるので、ジュースのみを目的としている方はこちらがおすすめですね。
>>Vitantonio マイボトルブレンダーの詳細はコチラ
ミキサーの相場はだいたい3,000~5,000円となっていて、いろんな用途に使えるようになったり、より優れた性能を持っていると1万円を超えてくる傾向にあります。
このいい商品を選ぶのも大事ですが、自分の目的に会った商品を選ぶのも大事ですよ。
まとめ
皮ごと食べたほうがいい野菜と食べない方がいい野菜に違いはなく、どの野菜、果物も皮ごと摂取したほうがファイトケミカルという栄養素を摂取できるのでいいとされています。
ですので、これからは野菜や果物の皮の部分にもしっかりと目を向けてみてくださいね。
今までいらないと捨てていた部分に実は栄養素があるなんて、自分の生活を見直すきっかけにもなりそうです。