
お弁当を作っているそこのあなた!
毎日のお弁当作りお疲れ様ですm(__)m
お弁当を作っている方は梅雨の時期になると食中毒に気をつけなければならないので大変ですよね。
梅雨の時期のお弁当作りで注意する点や対策について知っていき家族をあなたの手で守りましょう!
梅雨のお弁当は食中毒に注意!
梅雨の時期のお弁当は食中毒に注意しなければなりません。
食中毒というと夏の暑い時期を思い浮かべます。
確かにこの時期が最も食中毒になる危険性が高いのですが、夏休みで学校が休みだったりします。
ですので、お弁当を作る方にとって一番気をつけなければならないのは梅雨の時期なんですね。
ウイルス性の食中毒が増える冬とは違い、梅雨から夏にかけては細菌性の食中毒が増えてきます。
梅雨はじめじめとし、水分が豊富です。それでいて気温も高いので、細菌が活動するには絶好のチャンスなのです。
主に、カンピロバクター、ウェルシュ菌、ブドウ球菌という3種類で食中毒になります。
それぞれに特徴があるのですが、お弁当を作る方が特に気をつけなければならないのはブドウ球菌です。
ブドウ球菌はおにぎりやお弁当などの食品が原因となって、嘔吐などの症状が発症します。
潜伏期間が30分~6時間と短く、24時間以内には症状は改善するのですが、要注意の存在ですよ。
食中毒の症状かなと思ったらすぐに病院に行くようにしましょう。
応急処置としては水分やナトリウムなどが失われて脱水症状になりやすいので、スポーツドリンクや経口補水液などを常温で飲むといいとされていますが、吐き気がある場合は無理に水分を取るよりも早めに病院に行くのがいいでしょう。
梅雨のお弁当って前日の作り置きはOK?
お弁当を作る方の中には前日の夕食の余りものを次の日のお弁当のおかずにする方も多いと思います。
ところで、梅雨の時期に前日で作ったおかずをそのままお弁当に入れるのは大丈夫なのか不安に感じると思います。
この点にですが、あまりおすすめはしません。
というのも、お弁当は朝に作ることになると思いますが、実際に食べる時間はお昼です。
そうすると、お弁当を食べる頃には調理してから半日以上経っていることになりますし、朝に再加熱しても加熱ムラがあったりすると菌が繁殖しやすくなります。
ですので、きちんと加熱すれば問題はないですが、可能であれば避けておきたいです。
また、加熱できるものなら食中毒の可能性は減りますが、和え物は危険です。水分の多い和え物は加熱ができないですし、菌の大好きな水分が豊富にあるので危険です。
お弁当に欠かせないお米ですが、こちらも前日から保温したままのごはんは使わない方がいいです。
前日に準備して予約炊飯しておきましょう。
ちょっとした気遣いで食中毒を避けることができるので、梅雨~夏の時期だけでもちょっと頑張ってみましょう。
梅雨のお弁当で食中毒対策するには?
梅雨の時期のお弁当作りにおいて食中毒対策をするためにいくつか覚えておきたいことがあります。
水分の多い食材は避ける
菌は水分が多いと繁殖しやすいです。
先程紹介したような和え物に加え、ミニトマトなどの野菜、イチゴなどの果物は要注意です。
ヘタ周りに菌が多くあると言われていますので、しっかりと洗いヘタを取ってからお弁当に入れましょう。
また、ごはんなど一度温めてからお弁当に詰める時は粗熱を取ってから詰めるようにしてくださいね。
粗熱があると蓋を閉めた時に水蒸気が発生して水分が大量発生してしまいます。
加熱は十分に
毎日朝に調理するのは面倒ですから、前日のおかずの余りを利用することもあると思います。
もし、余りものを再加熱するときはアツアツに温めるようにしましょう。
温める時間も長い方が菌をやっつけるのに効果的です。
十分すぎるかなと感じるくらいの加熱でも梅雨の時期はいいと思います。
お弁当用の抗菌シートを活用しよう
梅雨の時期のお弁当には抗菌シートは必需品です。
抗菌シートはわさびなどに含まれる抗菌成分を利用した抗菌・保鮮シートです。
これを利用することで菌が繁殖するのを防ぐことができますよ。
梅雨は食べ物だけでなく家事ではいろんなところに気を遣わなければならないから大変ですよね。
洗濯物のこととか梅雨の時期になると憂鬱で仕方がないですもの。
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まとめ
梅雨の時期のお弁当は食中毒になりやすいので、注意が必要です。
生ものですから、時間が経てば経つほど危険にはさられますが、その危険から守れるのはお弁当を作ってるあなただけです。
面倒に感じる日もあると思いますが、この手間が必要なんです。
この手間が愛情なのに気づくのは子供が大人になってからですが、いつか必ず感謝してくれる日がきます。その日を信じてお弁当作り頑張ってください。