
NHKの朝ドラは毎回話題になって、主演女優さんや共演した俳優さんなど数々のスターの登竜門となっていますよね。
朝ドラといえば出演者に注目が集まりがちですが、ロケ地も話題になったりします。
「ここがあのシーンを撮影した場所なんだ」などロケ地巡りをする方も多いですよね。
ところで、これまでの朝ドラで舞台になったことのない都道府県はあるのでしょうか。気になったので調べてみました。
NHK朝ドラの舞台になった都道府県
朝ドラの舞台となったことのある都道府県ですが、全47都道府県で撮影されたことがあるそうですよ。
朝ドラが始まった1961年の1作目「娘と私」の東京が最初で、いろんな土地が舞台となり、最後に選ばれたのは2009年前期放送の80作目「つばさ」で、舞台は埼玉県でした。
ちなみに、日本以外が舞台になったものもあり、1990年前期放送の44作目「凛凛と」でパリ・ロンドン、2002年前期放送の60作目「さくら」でハワイ、2014年後期放送の91作目「マッサン」でスコットランドが海外を舞台にしたシーンが含まれていますよ。
原則として日本が舞台になっていることが多いのですが、その理由としては経済効果や地域振興が関係していると言われています。
冒頭でも書いたようにヒット作では撮影ロケ地が観光名所となることがあり、ロケ地巡りを目的にその土地を観光する方もいますから、大きな経済効果や地域振興が期待できるわけですね。
基本的には上京したりするので東京や大阪などが舞台として登場することが多いのですが、地方の舞台はどこかの地域に偏ってしまうことがないようにバランスよく散らばっている傾向にありますよ。
朝ドラは若手・新人女優の登竜門となっていますが、地方にとっても大きなチャンスとなっているのですね。
朝ドラの傾向を調べると面白い
ところで、朝ドラには似たような名前が多いような気がしませんか。
「あの女優さんが出てたドラマのタイトルってなんだっけ?」と主演女優とタイトルがリンクしないことがあったりします。
その理由の一つに「タイトルに『ん』が含まれるものが多い」というのが関係していると言われているのですよ。
実は朝ドラの約5割がタイトルに『ん』が含まれているのですよ。
試しに何か朝ドラのタイトルを思い出してみてください。
私の場合は「あまちゃん」が出てきましたが、やはり『ん』が付いていますね。
なぜ朝ドラのタイトルには『ん』がついている作品が多いのかというと文字通り『運』がつくと言われ高視聴率になるジンクスがあるとされているからだそうですよ。
とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインなど売れるお笑いコンビには『ん』がついているということがジンクスとして言われたりしましたが、朝ドラでもこういった傾向があるのですね。
他にも、準ヒロインを演じたらヒロインは演じられないなど女優側のジンクスもあるなど言われています。
朝ドラは女優にも地域にも大きな影響を与える作品だということですね。
だからみんなが注目する国民的ドラマだと言われているのでしょう。
まとめ
NHK朝ドラは全47都道府県すべてがロケ地になったことがあります。
ドラマがヒットすると女優人生が変わるだけでなく、ロケ地になった地域も大きな経済効果が期待できるとされていますよ。
新しいドラマが始まる前と後でその女優やロケ地がどう変わったか比べてみるのも面白いかもしれませんね。
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