
サッカーをやっている人なら誰しもが憧れる無回転シュート。
日本人サッカー選手で唯一「無回転キックを自在に操ることができる選手」と呼ばれていた三浦淳宏さんがスーパーサッカーでその秘密を「魔球の教科書」という企画で紹介していました。
そこで紹介されていた無回転シュートが蹴れるスパイクの3つのポイントをまとめましたのでご覧ください。
目次
無回転シュートが蹴れるスパイクの選び方
無回転シュートが蹴れるスパイクの選び方には3つのポイントがあると三浦淳宏さんは話していました。
その3つのポイントは以下の通りとなっています。
「素足感覚」「ソールのグリップ力」「つま先の向き」
それぞれのポイントがなぜ重要なのかについて詳しく確認してみましょう。
スパイクの選び方のポイント1:素足感覚
キックを武器にしている選手は足にストレスがかかるのを嫌います。
そこで、注目するべきなのは靴ベロの素材だと話していました。
靴ベロとは足の甲の部分にあるものですが、ここの素材を重要視するのは自分が蹴ったボールを分析するときに、良いキックと悪いキックの感覚を足に残すことができるからです。
素材が柔らかく素足感覚に近い方が足に感触が伝わりやすいので、分析して修正すると気には靴ベロの素材はすごく大事になってくるのですね。
スパイクの選び方のポイント2:ソールのグリップ力
例えば、フリーキックを蹴るときは立ち足がグッと地面に食いつくのですが、この感触がとても大事だとされています。
グラウンドに水がまかれていたり、雨が降ってピッチが緩い時はグリップ力が強くないとしっかりと踏み込むことができません。
ですので、グリップ力の強いスパイクが適していると言われているのですね。
イボの数が多い方がグリップ力は効きやすいとされていますし、イボの位置や形状によって食いつきやすさが変わるとされていますので、この部分にもこだわりを持ちましょう。
スパイクの選び方のポイント3:つま先の向き
普通つま先の部分は上を向いていますが、つま先が上向きだとその部分にボールが当たりやすく回転がかかってしまいます。
ブレ球を蹴るときは無回転にならないといけないので、つま先がソール側に行くような、つま先を伸ばしてボールをとらえることができるようなスパイクを選ぶ必要があるのですね。
スパイクを選ぶときはソール側に曲がるかどうかがポイントの一つとなります。
三浦淳宏が選んだおすすめのスパイク
番組では三浦淳宏さんが実際にサッカーショップに行って数あるスパイクの中から1足選んだのですが、そのスパイクは「ビザロ K-LITE HG」というスパイクでした。
簡単に特長を紹介しておくと、バランス重視のスパイクでオールラウンダーなプレースタイルの方に向いていますね。
有名選手だとラムジーやフェライニが主に着用しています。
あくまでも訪れた店舗(ニューバランス東京)で選んだものですので、他にも候補はいくつも存在すると思いますよ。
ですので、ご自身のお気に入りのメーカーやシリーズでも条件にあるスパイクはあるかもしれません。
もし、無回転シュートを打ちたいと思っている方は先ほど紹介した3つのポイントに当てはまるスパイクを探してみてくださいね。
まとめ
あくまでも三浦淳宏さんが無回転シュートを蹴るために特にこだわっているポイントですので、人それぞれ蹴り方に違いはあると思います。
けれども、日本人史上最高の無回転シューターが選ぶスパイクの選び方ですので、参考にはなると思いますよ。
「素足感覚」「ソールのグリップ力」「つま先の向き」にこだわってスパイクを選んでブレ球をマスターしてみてください。