
普段使い用と公共料金の支払い用という風に口座を使い分けている方は、口座にお金がなくて料金の支払いができてなかったという経験をされたことがあるかもしれません。
自分ではついうっかりという感覚でいても、実はこのちょっとした忘れが将来あなたに大きな影響を及ぼす可能性も否定できないのですよ。
例えば、スマホ料金を延滞すると将来、家が買えなくなってしまうなどの危険性もあると言われています。
スマホ料金の延滞で家が買えなくなる?
スマホ料金の支払いを延滞したら家が買えなくなるなんて大げさだという方もいるかもしれませんが、スマホ料金の支払いは電気・ガス・水道のような公共料金の支払いと同じ感覚でいてはマズいのですよ。
そもそも、スマホを購入するときにいくら支払ったか覚えているでしょうか。
たぶん多くの方が本体料金0円などで契約をしていると思います。
スマホの端末は容量にもよりますが、5~10万円くらいの値段がしますよね。
けれども、本体料金はほぼ0円で契約することができる。
これはなぜなのかというと、月々の基本料金にプラスして本体代も支払っているからです。
だいたい1~2年契約でこの期間に本体代を支払うという条件で初回の本体代を0円で契約することができているのですよ。
つまり、簡単に言えばローンを組んでいるのとほぼ同じということです。
スマホの契約を結ぶとき、途中で解約をすると追加料金を支払ったり、解約が難しかったりするなどの話をされ、書面を用いて説明されますが、ローンを組んでいると考えれば理解できるかもしれませんね。
ローンを組んでいるということは携帯会社の信用情報を登録している会社に情報があるということですから、スマホ料金を延滞・滞納するということはその信用情報会社からスマホの契約者をいわゆるブラックリストに登録されることがあるということです。
そうすると、将来もし家を購入するときにローンを申請しますが、金融機関から情報照会を信用情報会社にしたときに、過去のスマホ料金の滞納歴が発覚すれば、審査が降りないということが起こるのですよ。
数千円~数万円の支払いができていない人に数百万のお金は組めないと判断されてしまうのは当然かもしれませんね。
ですので、電気やガスの支払いが出来てなくて延滞してしまったという感覚でスマホ料金の支払いを延滞してしまうと、ローンが組めなくなり家が買えなくなるということになります。
もちろん、家だけでなく車など大きな買い物をするときにローンが組めないという可能性も出てきますので、スマホ料金の滞納は注意が必要ですよ。
スマホ料金の延滞期間の目安
スマホ料金の支払いを忘れてしまっていることのリスクの高さは理解していただけたと思いますが、この期間を過ぎたらかなり危険とされている目安を紹介しておきますね。
一般的に言われているのはスマホ料金を3ヶ月延滞すると5年間はブラックリストに登録されてしまうというものです。
たった3ヶ月で5年間のブラックリスト入りはなかなか重たい罪だと言えますから、料金を支払わない危険性の高さを感じることができるのではないでしょうか。
ちなみに、あくまでも一般的にはですので、家のような人生で大きな買い物をするときはより厳密な審査があるかもしれません。
1ヶ月支払いが滞っただけでも信用問題に関わるというのは、自分が友達にお金を貸したときの立場になってみると理解できるはずですよね。
月々の支払いが必要なものはいくつかありますが、スマホは身近なものですので、あまり支払いについて重要に考えていない人もいるかと思います。
人だけでなくモノも身近であるほど大切に考えてあげることが必要なのかもしれませんね。
もし、自分の支払い状況が気になる方は携帯会社や信用情報会社に問い合わせてみるといいですよ。
パソコンでの開示もしてくれていますので、確認することができます。