
キウイはほどよい酸味と抜群の甘さで好きな人が多いフルーツですよね。
ドリンクにしても美味しいですし、お弁当の一品としてもありがたい存在です。
ところで、キウイの切り方ってどうしてますか。
もし、輪切りにしている人がいたらそれはもったいないですよ。
キウイの美味しい食べ方はおしゃれな切り方をするだけで美味しく食べられるのですよ。
キウイはおしゃれな切り方で美味しくなる
キウイを切るときはまず皮をむいてから、輪切りにしていくのが一般的だとは思いますが、それだとキウイの美味しさを上手に引き出すことができないのですよ。
美味しく食べる方法はキウイの皮をむいたら縦切りにしてカットする方法です。
縦切りというとイメージがつきにくいかもしれませんが、トマトなどをカットするときのくし切りの切り方で問題ありませんよ。
さて、なぜキウイは縦切りにすると美味しく食べられるようになるのかというと、キウイの甘くて美味しい部分は両はじに集まっているとされているからなのですね。
キウイの栄養分であるデンプンは枝から実に伝って入ってくるのですが、そのデンプンは糖へと変わっていき、時間が経つと重力によってその糖分が下へと流れ落ちるのです。
ですので、重力によって糖分がたまる下の端っこと枝の近くの端っこに甘みが集まっているのですね。
つまり輪切りにしてしまうと、真ん中の部分は甘味が少ないので、そこまで美味しさを感じることができないのですよ。
しかし、縦切りをすれば全てのキウイに甘い部分が行き渡るので、どれを食べても美味しいということなのです。
実際に食べ比べてみるとわかるのですが、甘さが強く感じられますね。
特に酸味が少なくなっているように感じるので、酸っぱいのが苦手という方や小さなお子さんが食べる際にも美味しく食べられると思いますよ。
キウイというと輪切りにして食べることがまだまだ多いので、もし今後、フルーツの盛り合わせでキウイを食べる機会は端っこの部分を選ぶといいでしょう。
キウイの切り方の基本は輪切りだと私は思っていましたが、この美味しさを知ったら今度食べるときは忘れないようにしないと思うようになりますね。
同じ食べ物でも切り方や食べる部分によって感じ方が違うというのはフルーツの特徴ではありますが、人間も違う角度からみたら実はいい人だったり、良くない面が見えてくるなんていいます。
そんなことを考えてみると、キウイを切るときに「輪切りじゃなくて縦切りにしたほうが甘いんだ!」と思い出すかもしれませんね。
キウイは皮ごと食べるのがいい?
キウイの切り方について紹介していきましたが、一番おすすめされている方法は皮ごと食べてしまうことだそうですよ。
皮と実の間にはポリフェノールなど栄養素の宝庫と言われ、ビタミンCが豊富なキウイは美容にとてもいいと言われているのですね。
野菜や果物など皮と実の間に栄養素がたくさん含まれているというのは最近よくテレビでも紹介されていて、ファイトケミカルというこの部分特有の豊富な栄養があるのだと言われていました。
ですので、皮ごと食べるのが本当はいいのかもしれませんね。
ただ、キウイの場合、産毛のような毛が気になります。
チクチクして食べにくさを感じますし、そもそも農薬などが降りかかっているのではないかと気になってしまいますよね。
多くのキウイがニュージーランドから輸入されているようですが、ニュージーランドは安全意識の高い国らしく、無農薬で作られているキウイも多いみたいです。
もちろんすべてが無農薬というわけではないですが、水で洗ってスポンジなどで軽くこすればほぼ問題ないと言われていますよ。
それでも気になってしまう方は無理して食べる必要はありませんからね。
毛も気になるようでしたらミキサーに入れて皮ごとジュースにしてしまえば気になりませんからそういった工夫をしてみるのもいいでしょう。
ちなみに、黄色いキウイがあますが、あれはゴールデンキウイと呼ばれビタミンCは緑色のキウイよりも豊富となっています。
お弁当に入れるときに色味が気になる方はゴールデンキウイで鮮やかにするのもいいかもしれませんね。