
技術の進歩はすごいと聞きますが、最近では電池を使わずに水を入れるだけで動く時計があるのは知っていますか。
なんとも不思議でエコな時計ですよね。
どんな形をしているのか、またどんな仕組みで動くのかなど気になる点をまとめてみましたので、興味を持った方はぜひご確認ください。
水を入れるだけで動く時計
水を動くだけで動く時計があるのですが、その代表的なものとしてOmalaの「Water Power Clock」という時計が挙げられます。
水で動くということでポタポタと流れる水を利用するという古典的なものをイメージしている方も多いようですが、そのまま水から電力を得るというものなのです。
見た目にはスタイリッシュでテーブルの上に置いてあったらおしゃれなインテリアになりそうですよね。
どんな仕組みになっているのかを調べてみたのですが、専門的な用語はあまりわからなかったので、簡単に説明しておきますと、水分子イオンから電子を誘うことで電気の流れを生み出して、その電流によってエネルギーが発生するという仕組みになっています。
・・・自分で書いててもよくわかりませんね。笑
水で電気を生み出すことができるということでしょう。
水を入れればいいので、電池は必要ありませんし、アラーム機能や温度機能など普通のデジタル時計となんら差はありません。
ただ、連続での使用期間は2週間くらいでその都度新しい水に入れ替えなければならないので少し煩わしさはあるようですね。
ですが、電池は必要ありませんし、何よりもエコであるということは言えます。
例えば、電池を作るには電池そのものが必要ですし、そこに電力を溜めることも必要で用意するものがたくさんありますが、水で動く時計であれば、水は地球上に豊富にある資源ですので、エコであるとは言えそうですね。
ちなみに、電力がなくなってきたら表示されている時計の数字などが薄くなっていくそうですので、そうしたら水を入れ替える合図となっています。
この点は普通の時計と変わらないですね。
もちろん水を入れれば復活しますので、ずっと使い続けることができますよ。
それにしても水を入れるだけで時計が動くなんてやっぱり不思議ですよね。
水を入れるだけで動く時計の需要
水を入れるだけで動く時計があるということは分かりましたが、冷静に考えてみると別に普通の時計でいいですよね。笑
この商品が一般的に需要があるのかと考えると、わざわざ用意する必要ないかなと私は思います。
ところが、私の予想に反してこの水で動く時計というのは非常に人気商品だそうですよ。
なぜ人気なのか調べてみたところ、プレゼントとして喜ばれるのだそうです。
確かに、水を入れるだけで動く時計があるということを知らなければ面白いと思える商品ですし、サイズも小さいので邪魔にはならないですよね。
意外とビジネスマンに人気が高く、オフィスの自分の机に置いておくだけで、気分が上がったりするみたいです。
確かに、見た目はスタイリッシュですから仕事場に置いてもいいかもしれません。
だんだんと表示されていた文字が薄くなってきたら、水を入れ替えて「もうひと頑張りしよう!」なんて思うとそれだけで気持ちがリフレッシュできるのかもしれませんね。
値段は1000円前後ですし、あげる方も貰う方も気を使わなくていいのも意外なメリットですし。
問題点として先ほど紹介したOmalaの「Water Power Clock」は2週間程度で水を入れ替えなければならないというものを書きましたが、別のメーカーの商品だと1ヶ月~1月半の間動き続ける水時計がありますので、そういった商品なら使い勝手もいいのかもしれませんね。
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