
いまでは当たり前になっているライブなどが収録された音楽DVDですが、実は世界で初めて音楽DVDを出したのはあの谷村新司さんだと言われています。
いつ出したのか、どんな内容だったのか気になったので調べてみました。
世界で初めて音楽DVDを出したのは谷村新司だった
世界で初めて音楽DVDを出したのは谷村新司さんと言われており、1996年の11月7日にリリースされた「シンジ ラ ムニタ」という音楽DVDが世界で初めて出された音楽DVDだとされています。
DVDソフトが世の中にでてきたのは1996年とされているので、DVDが世の中に出てきたタイミングで谷村さんも音楽DVDを発売することになったようですね。
1996年当時はまだVHSが主流の時代となっており、DVDプレーヤーは10万円以上する高価な商品だったので、プレーヤーを持っていた家庭は少なくビデオデッキしかなかったと思います。
そんな時代に先立ってDVDを発売する勇気はすごいですね。
DVDになって幅が狭くなり管理が楽になるという先見の明がもしかしたら谷村さんにあったのかもしれません。
世界初の音楽DVD「シンジ ラ ムニタ」ですが、その内容は以下のようになっています。
・曲目リスト
1. 陽はまた昇る
2. 三都物語
3. 君のそばにいる
4. 今はもう誰も
5. 冬の稲妻
6. ジョニーの子守唄
7. 狂った果実
8. Far away
9. いい日旅立ち
10. 走っておいで恋人よ
11. 遠くで汽笛を聞きながら
12. 群青
13. チャンピオン
14. 昴-すばる
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いい日旅立ちや昴-すばるなどは若い世代の人でも聴いたことがあるかもしれませんね。
私は谷村新司→モノマネ→清水アキラというようにモノマネする人の顔が浮かんできてしまいますが、きっとこんな風に変換するのは私だけではないはずです。
そのくらい影響力のある人物だということですね。
DVDが広まったきっかけは?
世界で初めて音楽DVDを出したのは谷村新司さんの「シンジ ラ ムニタ」ということが言われていますが、DVDはいつごろから広まっていったのでしょうか。
それぞれの地域や環境によって差はあるでしょうが、DVD普及の大きなきっかけとなった出来事にプレーステーション2が関係していると言われていますよ。
言われてみると、プレステ2でDVDを観ていた記憶もありますね。
そういえばプレステではCDが聞けましたよね。
プレステ2が発売されたことをきっかけに、子供はゲーム、親はDVD鑑賞なんて理由で2000年代前半は重宝されていたようです。
TSUTAYAやゲオなどのレンタルショップでもDVDがレンタルできるようになり、仕事帰りにレンタルショップに行きDVDを借りて、数日したら出勤のときにポストに返却するなんて時期もありましたね。
今はHuluやU-NEXTのような動画配信サービスが人気を獲得していますが、レンタルDVDも宅配レンタルのサービスがあって、便利です。
何か時代の変化を感じますね。
メディアの形は10年もしない単位で大きく変わっていきますし、いまではAbemaTVなどネット配信番組がテレビに変わるかの勢いで広まっています。
こんな風に時代が変わっていくと今あるサービスを利用して、その時代を生きていたという証が欲しくなるものですね。
年を取ると昔話をするなんて言いますが、その気持ちもわからなくない気がします。