
水陸両用の車やバイクは観たことがありますが、水中も走れるオープンカーもあるみたいですね。
そのオープンカーの名前は「sQuba(スキューバ)」というのですが、YouTubeで見つけたその動画はなかなか衝撃的で思わず笑ってしまいましたよ。
水中を走れるオープンカー「sQuba」
水中を走れるオープンカー「sQuba」はスイスの自動車メーカー「Rinspeed(リンスペード)社」が開発した世界初の潜水可能なオープンカーです。
いろいろ言いたいことはありますが、一番気になるのはどうしてこんな車を開発したかですよね。
理由の一つとしては技術力の高さを示すことが挙げられると思いますが、実は同社社長のフランク・リンデルクネヒトさんが映画「007」に出てくるボンドカーに刺激を受けたことで開発を始めたのがきっかけだったそうです。
開発費は約1億6000万円とされていますが、これが高いのか安いのかは判断が難しいですね。
ただ、それだけの費用もかけたこともあり、sQubaの特徴はすごくカッコイイものとなっています。
2シーターでスタイリッシュな見た目はもちろんですが、水中を走るということで車両後部にはプロペラが、前後左右の側面にジェットドライブが搭載され、水深10メートル程度まで潜ることができるようになっていますよ。
また、オープンカーなので、車内にも当然水が入ってくるのですが、内装は防水仕様となっているだけでなく防塩仕様にもなっているので、海でも走ることができます。
ちなみに、オープンカーなのは緊急時の脱出が簡単にできるためだとされています。
確かに、水中では圧力によって内側からドアが開かないとされていますが、当然運転手も助手席の人も息ができなくなりますので、スキューバダイビングの道具一式は必要となりますよ。
ここまでくると、すごいんだかすごくないんだかわからなくなります。
sQubaの動画が衝撃的!
sQubaの特徴や能力の部分は知っていただけたと思いますが、実際に走っているところを動画で見てみましょう。
普通に道路を走っているところだけでもめちゃくちゃカッコイイですが、水中に入ってからの動きは一瞬事故が起きてるような感じがしてなりませんね。
でも、水中を走る車というのは不思議な光景ですし、どこか映画やアニメの世界みたいで憧れる気持ちも否定できません。
コンセプトカーで販売される予定はないのですが、こういった無駄に思えるようなことに全力で挑んでる感じは私は好きですね。
このブログで書きたいことはもうないのですが、一応つっこんでおきましょうか。
「水中を走る意味ないでしょーに!《゚Д゚》」
ただ一つだけ言えるのはリンデルクネヒトさんの刺激を受けた映画が「007」でよかったということですよね。
もし、映画「バックトゥザフューチャー」に影響を受けてデロリアンを作ろうとなっていたら、永遠に開発できないでしょうから。
でも、本当にデロリアンみたいに時代を行き来する車が誕生する日もそんな未来も遠くないのかもしれませんね。
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