
鳥類は卵を産んでヒナを育てる生き物ですが、そんな鳥におっぱいのある種類はいるのでしょうか。
世界には1万種くらいの鳥がいると言われていますし、プテラノドンのように何億年前の地球に空を飛ぶ生物がいたとされるわけですから、いてもおかしくない気がします。
気になって調べてみました。
おっぱいのある鳥はいるの?
おっぱいのある鳥はいるのかということですが、調べた限りではいないようです。
そもそも、おっぱいがあるのは哺乳類で、文字通り「乳を与える類」の動物に存在するものですので、おっぱいがある時点で鳥類ではなく哺乳類となりますからね。
このことに異論はないのですが、あまりこの分野に関しての情報が明確ではないので、絶対ではないのかなと思います。
人と同じで鳥も進化しているでしょうから、おっぱいを持っている新種が誕生している可能性はあるかもしれません。
両生類のカメには赤ちゃんの頃にヘソがあるとも言われていますからね。
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ですが、以前クイズ番組で「おっぱいのある鳥はいるのか?」という問題が出されたそうなのですが、そのときの答えは「×」で『動物で乳房があるのは哺乳類だけ』という理由が言われていました。
参考:問題のねらい目は素朴な疑問-今だから話せるウルトラクイズ裏話
よく考えれば当たり前のことですが、すぐに答えを出すとなると案外迷ってしまうのはわかる気もします。
広い世界、そんな鳥がいても不思議な気はしませんからね。
ですので、おっぱいのある鳥は一応いないと言えるでしょう。
歴史は変わるかもしれませんが。
ミルクでヒナを育てる種類
おっぱいのある鳥はいないということは分かりましたが、ミルクでヒナを育てる種類の鳥はいます。
例えば、ピンク色が特徴のフラミンゴという鳥がいますが、フラミンゴはのどにある腺からフラミンゴミルクと呼ばれる栄養豊富な分泌液を出すそうですが、これをヒナに口移しで与えることで子育てをしているそうです。
身近な例でいうならハトもフラミンゴと同じような生態をしていますよ。
ハトもピジョンミルクという分泌液をヒナに与えて子育てをすると言われています。
なぜフラミンゴやハトがミルクで子育てをするのかはわかりませんでしたが、母乳を分泌する哺乳類以外でこのような子育てをするのは珍しいようですね。
フラミンゴやハトのような鳥がいるのならおっぱいのある鳥もいる気がしてきましたね。
人間の男性も母乳ならぬ父乳がでたら、子育てに協力的になったり、母親のストレスを軽減させることができるかもしれません。
そんな未来、いつかくるのでしょうか。