
身体能力が高い動物ってたくさんいますよね。サル系の動物は特にすごいイメージがあります。
ただ、地味にすごい身体能力の高さを発揮してくれる動物がヤギです。
急勾配な崖を登るヤギを観たことがあるかもしれませんが、実はヤギは木にも登れるのですよ。
モロッコではヤギが群れになって木に登る光景が観られます。
アルガンツリーはヤギのなる木として知られているのですね。
ヤギが群れで木に登る
ヤギが群れで木に登るという不思議な光景があります。
その動画がYouTubeにありますので、まずはご覧下さい。
なんとも不思議な光景ですよね。
ヤギにこんな特技があったなんて驚きです。
私が最初にこの光景を観たのは画像で「合成写真かな?」と疑っていたのですが、実際に動画を観て本物だと気づいたときは思わず笑ってしまいました。
モロッコのアルガンの木にはヤギの実がなるなんて世紀の発見ですよね。
ところで、なぜヤギさんたちはこの木に登るのでしょうか。
調べてみたところ、ヤギさんが木に登るアルガンツリーはサハラ砂漠地帯にあるそうですが、この木になる実や葉っぱを食べるために登っているようです。
モロッコ南西部は夏の気温は50度を超え、雨もほとんど降らない過酷な地域と言われていますが、それにも関わらずアルガンの木は枯れることがないとされています。
それだけ生命力のある木なのですね。
ヤギさんたちはこのような過酷な場所でも生き残れるようにアルガンの木に登り実や葉っぱを食べているのですよ。
ちなみに、ヤギさんたちの排泄物は堆肥としてアルガンを育てる役割も果たしているそうです。
つまり、共存共栄の関係になっているのですね。
過酷な環境で生き残るために共存共栄するということを本能的に知っているのは野生に生きる動物のすごさかなと感じます。
人間の世界も共存共栄がもっとできるといいですね。
参考:モロッコ名物、ヤギのなる木「アルガンツリー」:エキサイトニュース – Excite
モロッコ名物アルガンツリーを観に行こう!
木に登るヤギという珍しい光景はぜひとも生で観てみたい気がします。
アルガンツリーがあるのは南西部で砂漠地帯に位置するそうですが、大都市マラケシュからエッサウィラという場所に行く途中でバスを乗っているときに観られるという情報もありました。
そこまで砂漠地方に行かなくても観られるのかもしれませんよ。
ヤギを観にモロッコに行くというのは贅沢ですが、モロッコはアフリカの中でも地中海に面していてヨーロッパの文化が入っていますので他の地域も観光してみたい国ですよね。
タモリさんもいいともが終わってすぐに行ったヨーロッパ旅行でパリ、マドリード、リスボン、モロッコを訪れたって「SMAP×SMAP」で話していましたね。
モロッコの夜のバーで経験した話は思わず笑ってしまいました。笑
モロッコには多様な音楽、民族楽器がたくさんあるそうで、音楽に精通している人にとっては一度は訪れたい人気の国のようです。
ホテルも安くて綺麗なところが多く、景色も素敵なので一度は泊まってみたいですね。
なかなかモロッコには行けないですし、雰囲気を味わいたい方はアルガンオイルを浴びてみるのもいいかもしれませんよ。