
高齢者の運転事故が社会問題になっていて、免許の更新や、返却をするのかなどご高齢の方は悩ましいところがあります。
ところで、ご高齢というと天皇陛下も80歳を超えていますが、自動車免許の更新をしたということを聞いたことがありますが、これは本当なのでしょうか。
また、その場合、どこで教習を行うのでしょか。
気になる天皇陛下の運転免許に関する情報を確認してみましょう。
天皇陛下も車の免許更新するの?
結論から言えば、天皇陛下も車の免許を更新する必要があります。
2016年1月8日に自動車運転免許の高齢者講習を受けて、見事にパスされたということがニュースにもなりました。
参考元:なぜ82歳の天皇陛下は自動車免許を更新されたのか-週刊女性PRIME
こちらのサイトによると、
「陛下は原則、公道では運転されないことにしていて、皇居内は道交法で定める一般道路ではないので、厳密には免許は必要ありません。
しかし、必ず免許証を携帯していて、乗車してから免許を忘れたことに気づき、御所に引き返したこともあるそうです」(宮内庁関係者)
とあるように、皇居内で運転する場合は一般道路ではないために免許は必要ないようですが、なぜ天皇陛下は免許を更新したのでしょうか。
あくまでも推測とされていますが、
「最近は陛下の物忘れのような症状が報じられることもありますが、80歳を越えてお忙しい日々が続けば、うっかりミスは誰でも起こりうることです。
したがって、今回の免許更新は陛下の能力や技量を確かめる“挑戦”という意味もあったのではないでしょうか」(渡辺みどりさん:文化学園大学客員教授)
ということが理由としてあるようです。
いくつになっても挑戦する姿勢は見習わないといけない部分ですね。
運転ができれば息抜きにもなりますし、あと天皇陛下の思いやりの気持ちが免許の更新をさせたという見方もあるみたいですし、優しい人なんだなということが伝わってくる気もします。
生前退位のお気持ちを表明したのも人のためを想ってのことなのでしょうね。
天皇陛下が車の運転免許を更新したことがどうしてこれだけ話題になるのかが不思議に感じていましたが、その行動の裏にはいろんな想いがあるのですね。
天皇陛下の免許更新の教習方法は?
天皇陛下でも車の運転免許の更新が必要だということが分かりましたが、その場合、教習方法はどうなっているのでしょうか。
まさか近所の教習所に通うなんてことはありませんよね。
そこで、その点についても調べてみたのですが、やはり近所の教習所で行われる訳ではないようです。
参考元:天皇陛下が免許更新。愛車のホンダ・インテグラで高齢者講習-THE HUFFINGTON POST
皇居の東御苑で実技講習を受けたそうですね。
愛車で行うなどの違いはあるものの、視力検査や適性検査を受けるなど一般的な基準と変わらないようです。
指導を担当するのは警視庁の担当者となっていて、東御所に信号機が持ち込まれて実技講習を受けるなんて面白いですね。
高齢者の運転が社会問題になっている中でこういったニュースが問題を解決する何かのきっかけになるといいですね。
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