
リンゴは赤い果物だというのは誰もが知っていることだと思います。
ところで、日光に当てずに育てると白いリンゴになるという噂は知っていますか。
この噂が本当なのか調べてみました。
リンゴは日光に当てないと育てると真っ白
リンゴは日光に当てないで育てると真っ白になるという噂ですが、どうやら本当のようです。
2010年の朝日新聞社のニュースでも取り上げられていました。
参考元:「白いリンゴ」新宿デビュー 青森の女子高生が開発:朝日新聞DIGITAL
この記事によると、県立名久井農業高校3年の女子生徒5人が開発したそうです。
「特産のリンゴで地域を盛り上げたい」という想いから開発したそうですが、赤が当たり前のリンゴを白くするという発想は思考の柔軟性がある高校生ならではの発想力かもしれませんね。
ちなみに、白いリンゴは日光に当てずに育てるので農家の人が言うには甘くないという先入観があるそうですが、通常なら摘んでしまう実の周囲の葉を残すなどの工夫をすることで甘くて歯ごたえも良いリンゴができるそうですよ。
「白いを美味しく作るためにはどうしたらいいか?」という目的を立てて、そのための工夫をしたからこそ成功した白いリンゴなのかもしれませんね。
白いリンゴに意外な需要!
白いリンゴは珍しいですが、需要はあるのでしょうか。
インパクトはあっても買ってまで食べようとは思わないかもしれません。
ところが、この白いリンゴは意外にも需要があるそうです。
なぜなら、白いリンゴだけで販売するのではなく、赤いリンゴとセットで販売することで紅白リンゴとなり、おめでたい雰囲気になるからです。
先ほどのニュースに「新宿デビュー」と書かれていますが、これは新宿にある高級フルーツショップ「新宿高野」本店で販売されたことがあるからです。
担当者曰く「贈答用にうってつけ」とのこと。
ちょっとおめでたい贈り物として紅白のものを選ぶのもいいかもしれませんね。
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