
世の中には男と女の2つしかないと思っていましたが、実は体の半分がオスでもう半分がメスの生き物がいるそうです。
一体どんな生き物なのか、なぜそのような生態になっているのかを簡単に調べてみましたので、興味を持っている方はご覧下さい。
いつか人間も性別を超越した存在になるのでしょうかね。
体の半分がオス、もう半分がメスの生き物
人間は男と女と性別が分かれていますが、生き物の中には体の半分がオス、もう半分がメスという生き物もいます。
例えば、ちょうちょやナナフシなどの昆虫、鶏などの鳥類が代表的な例として挙げられていました。
雌雄モザイク(性的モザイク)と呼ぶそうなのですが、1つの個体の中にオスの特徴とメスの特徴を持つ部分が明らかな境界を持って混在している例外的な存在となっていますね。
雌雄モザイクは昆虫や鳥類などで多く観察されていて、体細胞分裂で性染色体の脱落が起きて細胞レベルで性表現が異なったり、突然変異によって性ホルモンが変化したなどが原因として推定されているようです。
また、鳥類に関してはオスの遺伝子を持つ精子ととメスの遺伝子を持つ精子の2つが同時に受精して、1つの卵の中で融合することで雌雄モザイクとなるようです。
参考元:雌雄モザイク-Wikipedia
雌雄モザイクは人間でも起こるのか?
昆虫や鳥類の世界では体の半分がオス、もう半分がメスの雌雄モザイクという現象が起きるようですが、人間でも起きることなのでしょうか。
この点について調べてみたのですが、人間では起こらないとされています。
難しい話なので細かくは理解できなかったのですが、性別を特徴づけるホルモンに性染色体の遺伝子情報をどちらかに決定づけることができるからということでした。
ですので、雌雄モザイクのようなことは人間や哺乳類では今のところありえないとされているようです。
もし、雌雄モザイクになったらどんな感覚になるのでしょうかね。
楽しいと思うのか、それとも気味が悪いと思うのか。。。
何かと便利なような気もしますね。笑
ただ、雌雄モザイクには繁殖能力がない場合がほとんどだとされていますので、繁殖することはできないと考えられているようです。
生き物の体って不思議ですね。