
卓球は日本代表選手は男女とも活躍している世界でもトップクラスの実力者が揃っている人気スポーツですよね。
そんな卓球を観戦していてふと「もっと大きいラケットを使ったらどんなボールでも返せるのでは?」と思うことはありませんか。
そもそも卓球のラケットのサイズに規定はあるのでしょうか。
まずはそこから確認してみましょう。
卓球のラケットのサイズに制限はあるの?
卓球のラケットのサイズに制限はあるのかについてですが、調べてみたところ特に大きさに制限はないようです。
素材に関しては「グリップを除いたラケット面の85%以上が天然の木であること」という制限があるようですが、大きさに関しては特に規定はなく、どんなに大きなラケットを使ってもいいとされています。
ですので、例えばこんなラケットを使っても反則にはならないのですよ。
この動画を観る限りは無敵のように思えますが、さすがに試合向きではありませんね。笑
けれども、ある程度大きなサイズのラケットの方が面積が広がる分、試合を有利に運べるのではないかと思う気もします。
その点について、もう少し詳しく調べてみたので引き続きご覧ください。
卓球のラケットは大きければ良いというわけではない
卓球のラケットは大きい方がボールが当たる面積が広くなる分有利になるのではないかと思ったのですが、実際はそういう訳ではないようです。
ラケットが大きくなるということはその分重さが出てくるということになるので、スイングが遅くなり、早いボールを打つことができなくなってしまいます。
また、面積が増えるということは風邪の抵抗も大きくなるということですので、筋力がないと使いこなすのが難しいようですね。
あれだけ小さなラケットなら多少の重さは気にならないのではないかと思ったのですが、卓球は観てわかるようにもの凄いスピードでラリーが続くスポーツです。
高いレベルになればなるほどその小さな重さの違いが勝敗を分けることにつながるということになるので、ラケットの大きさよりも使いやすさを重視する方がプレーしやすいようです。
迫力のあるラリーが魅力的な卓球ですが、実は繊細なスポーツなのですね。
あえて大きな卓球のラケットを使う選手とは?
いろいろ調べてみると卓球のラケットは適度な大きさがベストで、大きいラケットは使いにくいということがわかりました。
それでは、大きなサイズのラケットは需要がないのかというと実は一部の選手にとってはラケットのサイズが大きい方がいいとされているようです。
それはカットマンと呼ばれる守備重視のプレースタイルをとっている選手です。
カットマンがどんなものかわからない方は映画「ピンポン」のスマイルか日本卓球協会の公式サイトを確認してみてください。
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カットマンは基本的にスマッシュを打つことが少ないので、守備範囲を広げるために少しでもラケットが大きい方がプレーの幅が広がるということになります。
ただ、どんなスポーツでもそうですが、最近のスポーツはスピード重視となっているので、カットマンのような持久戦の勝負を挑む人は少なくなってきているようです。
ですので、カットマンのプレースタイルをとる選手は少なくなってきているようですね。
個人的には受けの戦術や戦法が好きなので、今後カットマンで活躍する日本選手を見てみたいものです。
プロやアマチュアの選手であればラケットの大きさは重要ですが、素人が遊びでやるときは意外と大きなラケットの方がいいかもしれませんよ。