
3月4月は出逢いや別れの季節。毎年どこかで泣き笑いの声が挙がっていると思いますが、私はこの季節になっても分かれることなくずっと共に過ごしているヤツがいます。
そうです。花粉症です。
毎年この時期に花粉症に悩まされるのですが、今年は花粉症によって死を感じたので、その体験談と実際に行った対策方法を書いていきますのでご覧ください。
睡眠中の鼻づまりで酸欠状態に…「死」すら感じた
私は小学生の頃からずっと花粉症に悩まされているので、もう鼻水鼻づまりが起きると「今年もこの季節(春)が来たんだなぁ」と情緒にあふれます。
子供の頃から花粉症と付き合ってきているので、慣れたものだと思っていたのですが、油断していたために「死」すら感じることが起きました。
その日は花粉が飛ぶ量が多く、一日中外にいたために家に帰ってお風呂に入った後でも花粉によるくしゃみ、鼻水、鼻づまりが止まりませんでした。
ただ、身体は疲れていたのでその状態のまま寝てしまったのですが、夜中3時~4時頃でしょうか。
突然目が覚めました。
起きてすぐに「苦しい…」と感じ、息がまったくできない状態になりました。
寝起きだからなのか意識がはっきりせず、ボーっとしたままの状態が体感では何分も続いたのですが、無理やり起き上がって洗面所に行って顔を洗い口をゆすぎ、なんとか普通の呼吸ができるようになっていき事なきを得たのですね。
起きた時は爪楊枝くらいの細さの場所からなんとか息をしているような感じがして本当に「死」を意識しました。
下手したら私は花粉症に殺されたかもしれません。
起きた時の不測の事態とは?
あまり上手に表現できていないと思いますが、要するに『鼻が詰まって寝ている間に呼吸ができなくなった』というのが言いたかったのですね。
このように書くと「口で呼吸ができるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、結論から言えば口からも呼吸ができなかったです。
起きた時に、口で呼吸ができなかったのは「口の中が乾燥しきっていた」からなのですね。
金縛りになったことがある方などは経験があるかもしれませんが、突然目が覚めた時は口で呼吸していることがあります。
ですが、今回の場合はおそらくですが、鼻が詰まっていてすでにずっと口呼吸をしていたのだと思います。
ずっと口呼吸が続くと当然口の中は乾燥しますので、口の中はカラッカラの状態になり、呼吸ができなくなっているのですね。
これは長距離走をして口が乾いていると苦しくなることからも想像できるのではないでしょうか。
私も無呼吸で長距離を走ったのか?と感じるくらいの口の中の状態だったので、洗面所に行って顔を洗い口をゆすいだのですね。
鼻が詰まると口呼吸するしかなくなるのですが、いよいよ口呼吸ができなくなると目が覚めて大げさではなく「死」を感じることもあるのです。
また、目が覚めた後も脳に酸素がいっていないのか頭がボーっとしたり、首の後ろらへんが痛くなったり、二次被害も起こります。
花粉症で鼻が詰まるというだけでこんなにも大きな被害が出てくるのですね。
私に合っていた即効性がある対策方法
この経験をしたことで花粉症に対する意識が大きく変わりました。
とりあえず、「今シーズンの花粉症対策をしなければ…」という事で方法を探してみました。
ちなみに、ここ2~3年は割と花粉症の症状はひどくなく、点鼻薬だけで過ごせたのですね。
今シーズンも点鼻薬は使っていたのですが、それを上回る花粉症の症状だったようです。
点鼻薬で効かないとのことなので薬の使用も検討したのですが、私はあまり薬が得意ではなく、効きすぎてしまうのかあまり体調がよくならない・スッキリしないのですね。
ですので、あまり使いたくないというのが本音です。
そこで半信半疑で使ってみたのがブリーズライト。
鼻の穴を広げるアイテムですが、うさん臭かったのでこれまで使ったことはなかったのですね。
ですが、物は試しだということで使ってみたところ、意外と効果があり、ブリーズライトを使って以降は苦しくて目が覚めるということはなくなりました。
ただ、鼻詰まり感は取れていないので安心感と一時しのぎ感は否めないかなと思います。
やらないよりはマシという感じですので、薬は嫌、でも対策はしたいという方はやってみるといいかもしれません。
今のところ私はこれでなんとか過ごせていますが、今後は薬を使わざるを得ない状態になることも予想できます。
毎年花粉症にはなるのですが、この経験は初めてだったので今後はしっかりと対策をした方がいいですね。
やっぱり予防が大事!
今年になって急に花粉症の症状が重症化した理由を考えてみたのですが、おそらく急激に気温が上がったことが考えられるのかなと思います。
冬から春を経由して夏になるというよりはここ数年は一気に冬から夏になったような暑さになっていますよね。
そういった環境の変化が急に重症化したきっかけになっているのかなと思っています。
今回の経験から改めて感じたのは「予防が大事」ということ。
特に私のように薬を使いたくないと考えている方は事前にしっかりと準備をして前もって花粉症対策をしておくことが大事なのですね。
花粉症予防で過去に効果があったものとしてはお茶がいいというのが持論です。
中学生の時に私の友達の母親がお茶を飲むようになってから花粉症が軽減したということを話していて、そのお茶を飲んだことがあったのですが、確かにあの時は花粉症に悩んだ記憶がありません。
ただ、偶然かもしれないので絶対ではないと思うのですが、言霊という言葉があるように、信じて使ってみると効果があるものも中にはあるとは思います。
残念ながらその時にもらったお茶が何だったのかは覚えていないのですが、今でもお茶を使った花粉症対策の商品はあるようですね。
いくつか種類がある中でも評判がいいのがあるみたいなので、来年以降はそれを飲んでみようと思います。
何もしなければ何も変わらないですし、何かすればブリーズライトの時のように少しでも楽になるとは思うので試してみる価値はあるでしょう。
花粉症で「死」を感じたのは初めてだったので、今後はしっかりと対策して安心して眠れる日々を目指したいと思います。